12月21、22日に京都で開催された「第一回風水フォーラム」は大いに盛り上がり、テーマである「生活・科学と風水」を根幹として、「風水は私たちの生活にとって有益なのか?」という素朴にして重大なテーマに肉薄できたことだと思います。
また、IFSA(国際風水協会)JAPAN 理事長を三年にわたりつとめてまいりましたが、この大会をもってIFSAから引退させていただきました。レイモンド・ロージャパンのオーガナイザーも今年正式に引退いたしました。もう干支が一巡する十二年間務めたので、引退しても誰も文句は言わんでしょう。(笑)
来年度からは、自分の為すべき道があり、またそのために多くの時間と労力を割かなければいけないことからも、責任ある立場にいることに対して不自由を感じ、この度引退を決意をした次第であります。
台湾でも鍾進添老師の弟子として、私も今までの様に好き勝手に活動するにはすっかり責任ある立場にもなり、そのお手伝いもある中、なかなか組織というものに所属して活動するのは縛りや因習もあり厳しいものを感じました。ほら、クラブ活動でも掛け持ちとか厳しいでしょう。(笑)
さてさて、年末ですが、もうひと仕事、ふた仕事のこしていまして、そのうちの一つとして台湾での講演会をして参りました。
いきなり、三日前くらいに講演会の広告写真が送られてきてテーマが「奇門遁甲」だからと打診され。。。
「えっ、わし擇日しか用意していないよ」と。(;´∀`)
しかも、「第一回風水フォーラム」の真っただ中。。。また、徹夜かぁ。今年は幾つもの眠れない夜を超えたのでした。(;´Д`)
なるほど、台湾では今は奇門遁甲が第二次ブームだから、このテーマなんですね。第一次ブームは、恩師である故張明澄先生が1967年に張耀文の名で『奇門遁甲天書/地書 評註』を発表し、台湾で第一次奇門遁甲ブームを巻き起こしました。
現代では人間の願望達成術としての「奇門遁甲」。当然、欲望に対して刺激することが多いこの術がもてはやされる理由はわかります。
人間の欲望は尽きることが無い。それは、グレタさんでなくてもわかりますね。(笑)
本来は卜術、戦術の決策術として発展していた「奇門遁甲」それが、擇日の用事である「出行」(お出かけ)、「修造・動土」(建築・土いじり)という二つの方面に特化した「造作」となっていく過程や歴史などを説明してきました。
また、2020年度の時盤選び、動土が危険な方位などを中心に解説。造作で土をいじるのに、危険な方位の土をいじれば当然、動災があります。ここは特に注意しなくてはいけない部分です。
講演会場は、私が風水設計した建物が完備しているシアタールームで行われ、坐り心地の良い椅子で、眠り心地がよさそう。。。って本当に寝ている人いるし。( ノД`)
このビルのオーナーは上機嫌でした。というのも、一戸80坪超えで値段も日本円で億越えのこのマンション。何と落成式前にほとんど売り切ったとのことです。
しかも!広告を出す前に売り切り、広告費無しで済んだとのこと。
なるほど! 私の講演会で会場をおやつ付きで、無料でかしてくださるわけですね。このマンションの住人も沢山講演会に参加してくださいました。ウィンウィンで!
ありがとうございました。٩(ˊᗜˋ*)و
鍾進添老師の誕生日会も行われ、久々に弟子一同が勢ぞろい。
鍾進添老師、お誕生日おめでとうございます。
さて、今年も残すところあとわずか、もうひと仕事のこっています。がんばるぞ!
それが終われば、私にもお正月が来る。。。はず。(;´∀`)