様々な憶測が飛び交い、政府もどこまで真実を話しているかわからない。
報道が疑問視される原因は、頭の悪い記事を読むだけの人間が、インタビュー内容を記者に突っ込まれても答えられないところに最大の悲劇がある。
大丈夫なのこの人?と、心配になる。
もう、作業着着てるんだし、適当な情報を読み上げるだけならば、そのまま被災地で人命の救助にあたってほしい。
脱原子力運動の中心人物であった故・高木仁三郎氏が創立した原子力資料情報室では、昔から政府の隠蔽を指摘し公表しているので信頼の情報源です。
まずは、二回の記者会見で、一回につき二時間ほどだが、政府や東京電力が決して公開しない貴重な情報が得られるので、是非、真実を探求する読者は全部見てもらいたい。
それでは、これらの情報も踏まえて、断易の占的を絞って、東京在住の人々が、今回の福島原発からの放射線漏れの影響が出るかを見てみたい。
断易
今回の地震によって、壊れた原発により東京在住の人々は放射線の漏れによって被曝するか?
2011年3月13日13時
世爻: 東京在住の人々
応爻: 壊れた原発
宮卦: 坎水
日晨: 丁卯 月建: 辛卯
父 酉金 // 応爻
兄 亥水 //
官 丑土 //
才 午火 // 世爻
官 辰土 ○ 子 寅木
子 寅木 × 兄 子水
卦を立てるためにコインを三枚振っていると初爻を振った時、足の腿にコインが一枚載って、ピタッと止まりました。しかも、上爻を振った時もまたまたコインが一枚弾けて足の腿の上に載って、ピタッと止まりました。
何だか意味深い天意を感じましたが、案の定、出た卦は水(坎)の上に土(坤)がある被害状況そのものである六十四卦地水師です。
以下、鍾進添老師著の『霊禅易占』より、出た卦及び変爻後の六十四卦の解釈を訳出いたします。
「地水師の「師」とは、まさに軍隊を意味し、戦争が起きたか如き現象を意味します。古代では、兵農合一であったため、兵の性質は“凶険”であり、水を象徴している。農民は”柔順”であり、故に地を象徴している「地」が水の中にあるのは、農民が兵となって戦争に赴くが如しものである。」
まさしく生き延びた人々は現地の地理に詳しく、元気を取り戻したら、自衛隊と海外から派遣されている軍隊と共に力を合わせ一丸となって、行方不明者の救出や、二次災害の恐れから、未だに回収されていない仏様の回収や身元確認を行うのでしょう。
「初爻と二爻の変爻結果の卦は、「地雷復」となり、六合卦となります。混乱は必ず収集され、落ち着く秩序の回復を意味しています。「地雷復」は「一陽来復」であり、冬至に一陽が生じる二十四節気の第22番目。11月中(旧暦11月内)を現してる。」
11月中(旧暦11月内)という具体的な時期を示していますので、大惨事でしたが国民が一致団結して年内には、飛び交う不振情報などが整理され、事態の把握とひとまずの収集がされることを象徴しています。それまでは混乱が続くでしょう。
また、東北地方太平洋沖地震Ⅱでも書きましたが、今回の天災を通じて、反原発や自然主義、自給自足などのコミュニティの設営を唱える「啓蒙」思想や運動が、活発化するでしょう。
さて、断易の解釈ですが、応爻の五神「父」の酉金は困難を意味し、応爻として被曝の結果を現していますが、月建・日晨の卯木に沖され、サポートされずに非常に弱められています。
つまり、困難な状況としての放射線漏れによる放射能汚染区域拡大とならず、この被害としての困難は弱められ、六獣でも丁日で「青龍」なので運を持っていることになり、困難状態に陥らないことを応爻は物語っています。
世爻の三爻となる五神「才」は物質的な物体となる対象を表すのであり、被曝対象である物体として、または都民という守るべき財産として、この卦の場合は都民ということが的を得て現れている。
そして、都民としての世爻は月建・日晨の卯にさサポートされ生じているため、都民が今回の地震による原発の故障による放射線漏れによる被曝する恐れはまったく無いことをあらわしている。
初爻の五神「子孫」は原発の放射線漏れからの被爆から救う方法しての原発の<修理>及び、今回は被爆者が出ているので、既に被曝した人、被曝した可能性がある<人々>と二つの解釈できる。
この「子孫」てある初爻の寅木は月建・日晨の卯木によって強くサポートされている。
五神「子孫」である初爻の寅木は動爻して、変爻し子水の「兄」は「子孫」を生じる関係であり、子水となる「兄」が、現在追い詰められた狗肉の策にも見える海水による冷却方法やホウ酸水による冷却による放射線の対処方法としての「子孫」をサポートして関係を構築していることから、この方法が成功することを意味している。
また、変爻した被曝地域に住む人々「兄」が、「子孫」である被爆者たちを生じていることからも、既に被曝した人々の数が増えることを意味している。3月13日15時点で、最大190人被曝可能性、住民22人の被曝確認が確認されている。
五神「官」は規律に関するもので、原発の放射線漏れに対応する政府や救助隊、また病をも散らす放射線と解釈できます。内卦二爻の「官」は放射線漏れが懸念される放射能汚染区域の<心配>と解釈できます。
二爻の辰土は動爻となり、この爻は木の「子孫」に変爻して寅木「子孫」は辰土「官」を剋します。これは、今後被曝した人たちが、東京電力や政府相手に裁判を始めることを意味しています。
それは「子孫」の意味である、放射線漏れからの被爆から救う方法と対応策に問題があったこと、避難地域が3.5㎞しか離れていない場所に避難させたこと(救助を待っているあいだ歩いていればもっと遠くにいけた)、そして対応が遅く、気象庁の津波警報の遅れなども問題として浮上するかもしれません。
そして、この二爻の「官」が現す最も大事な解釈は、12日の突然の菅直人の「現場視察」というパフォーマンスが、事態をより深刻なものにする原因の一つになってしまったということです。
政治の仕事、被災地にいる避難している人々を元気づけに行くのならばまだ理解できるが、たいした専門知識も無いくせに理工系だとか抜かして、意味の無いパフォーマンスの視察で、作業員の時間を奪い、海水を入れて炉を冷却する段取りである「子孫」に遅れをきたしたし、対処方法である「子孫」が菅直人の「官」を剋していでる。
現場の専門家の判断にゆだねればよいものをいちいちパフォーマンスのために来て邪魔され、対処が遅れたことに現場は苛立っていただろう。
視察行くならば、地震が来る3月1日の時点で福島第1原発で新たに33機器点検漏れの記事が流れた時に、視察しに行ってくれ。そうすれば、こんな惨事にならなかった。
意気込みではなく政治家としての結果は惨澹であり、既に多くの国民からの信頼を失っている無知無能なリーダーの「居座り」は、国民にとっては不幸の元凶そのもの。予算が成立したら、即刻、総辞職し、次のリーダーに代わるべきである。
菅直人首相が「意気込み」を見せるべきは、東北地方太平洋沖地震対策のため男を見せて「予算関連法案」を通すことを条件に辞職する宣言を野党にして、一刻も早く最善の予算を被災地に割り当てて、人命の救助にあたり、一段落したら、即刻「辞める」ことが望ましいでしょう。
もし成果を出せたら、国民からの支持を得られるだろう、助かる者の邪魔をしに行くことではない。このパフォーマンスは、菅直人の間抜けぶりばかりが目立ち、国民としての「子孫」からも白い目で見られて剋されることでしょう。
今回の二爻「官」の動爻である辰土は月建・日晨の卯木から剋され、今回の天災を通じて政権の維持が困難なことを示唆しています。
またこの場合、国民であり同じく動爻となる初爻の「子孫」は、月建・日晨の卯木からサポートを得て、強い立場にあり、再び政治に対して無関心であった日本国民が政治に対して強い関心を喚起して示し、今の政権を打倒するものとして、国民の「子孫」寅木が、政府「官」の辰土を剋しています。
先ほどの「余震について」の断易で変爻を得て現れた卦が、「山水蒙」であることから、国民のこのような意識の目覚めは啓蒙を意味しているとも言えるでしょう。
これだけの安全性能しか持たないものを作った東京電力と政府は訴えられてしかるべきでしょう。
津波、地震の天災だとは言え、備えが悪すぎる。また天災でそんなことになるような施設ならば「初めから作るなよ!」ということになり、私的には「原発みたいな危ないもんが無くては、電気が賄(まかな)えないなら、電気じゃなくてローソクでも作ってろ!アホの政治家に払う賄賂を賄うために電気作るな!」とでもなるのでしょう。(笑)
外卦五爻の「兄」は福島原発爆発の放射性物質で汚染された放射能汚染区域に近い場所にいる兄弟とも呼ぶべき人々ということになります。
ただし、外卦五爻の亥水は空亡であり、影響力が弱いことになり、被曝による深刻な放射線被害の拡大が弱まるか、または亥の十二支が存在しない10日の間は、その被害の情報の程度が表に漏れてこないことになります。情報封鎖である。
遅ければ、4月2日(丁亥)までは、放射能汚染区域に近い場所にいる兄弟たちの安否とその詳細状況と健康に関する被曝状況の真実は明かされない可能性があることを断易は示唆している。
しかし、チェルノブイリと同じLv7になることはないにしても、福島原発第一、第二の福島県民はLv6を想定して、発表されている距離20kmではなく、直線距離で原発から40km以上、できれば50km以上離れて避難してほしい。
福島原発を基点として、西は郡山から西。北は相馬より北。南はいわきより南。北西は川俣町より北西。南西は中島村より南東できれば、白川くらいまで避難してほしい。
状況の正確な発表もない今だから。政府の発表など、今回の津波警報さえ出ないくらいいい加減で信用に値しないから。範囲を広く取って安全に越したことはない。
また、飛び交う情報の真偽を、様々な情報と比較し有用でないものは切り捨てて、疑心暗鬼にならないでほしい。
東北地方太平洋沖地震という天の禍に遭遇して、パニックや集団ヒステリーが一番怖いので、そうならないように、懸念される余震と放射線について、東京都を基点にして自分にできる範囲の予想をさせていただきました。