コメント:

山道様

次々と明かされる事実に、被災地の方の不安や恐怖を思うと胸が痛む思いです。こうした国と東電の隠蔽体質には、国民不在の政治を感じずにはいられません。

危険な土地でありながら逃げることの出来ない住民は、手を拱いて危険を受けなければならないのでしょうか?

風水に疎い私は、この地に原発が建ったことで地理的になされた影響はわからないですがこの災害によって自然と人の在り方を今一度考えなければならないと感じました。ありがとうございます。

kou-ya様

コメントいただきまして、ありがとうございます。
福島第1原発から飯舘村の距離は38Kmであり、特に地形的に風によって放射線が飛散しやすいというのが数値的にも明らかであり、時間が経つにつれて被曝量が増えるので危険度を増してきています。

ちなにみ、事故当初(3月14日時点)から私は50km退避距離をこのブログで発表し続けて警告してきました。

実際に、既に45km地帯までの土壌汚染から危険にされているのはご存知のとおりです。

また、ブログでも数度述べましたが、一番今後懸念されるのは、長期的な観点から見た場合の生体に対する被害です。

事故後の放射線被曝とがんや白血病との因果関係を直接的に証明する手段はなく、これはチェルノブイリ原子力発電所事故の時も、その後遺症としての被害は、有耶無耶にされています。

このチェルノブイリの前例から、政府が退避距離を20kmでも、後々出てくる住民の被曝による後遺症としての病を「ただ単にな病気」と、いくらでも責任逃れできることを経験則として踏まえているのは言うまでも無いことでしょう。

しかし、日本政府が前例としてその後の処理を模倣しようとしているチェルノブイリでは、2000年4月26日のチェルノブイリ原子力発電所事故の14周年追悼式典での発表によると、ロシアの事故処理従事者86万人中、5万5千人が既に死亡し、ウクライナ国内(人口5千万人)の国内被曝者総数342.7万人の内、作業員は86.9%が病気に罹っています。

福島の汚染の程度や期間がどのようなものになるのか、東電と政府が何も発表しないので、現時点ではわかりません。大切なことは、今後きちんと継続的な測定をおこない、どのくらい危険かを把握することです。

そして、現状では45kmまでは危険だと、情報から判断できるのでは無いでしょうか。

土地に対する因習やしがらみ、仕事の都合、さまざまな要因で危険地域にいながら身動きができない人もいるでしょう。それは政府が退避距離を20kmと発表していることから、政府の発表を信じて疑わない人のほうが多いのが実情かもしれません。

しかし、ここまでで東電と政府の官民癒着でアメリカ政府の原発推進にかかわる政治的なパワーに屈した情報を鵜呑みにできないことは周知の事実です。

10年、20年後に誰が患ってもおかしくない病、癌ですが、仮にそういった病を患ったとしたら、その病を「あの時、あの場所に住んで生活していたからだ」、という後悔に置き換えることが一番怖いことです。

本当に命が大切で、短期的ではなく、長期的な自分の安全をほしいと願うのならば、「どんな事情があろうとも、どんなしがらみがあろうとも、どんな仕事があうろとも」、死が感染してくる危険エリア(少なくとも同心円で50km以上)を家族と共に出なければなりません。

本当に大切なのは、「命」であって、その土地に「居る」ことではありません。

もちろん、私の勝手な考え方ですが。放射線の被曝に曝されるエリアも風水が悪いエリアもまったく同じく、悪いというのが私の考えです。

つまり、悪いエリアを避けるというのが風水の基本であり、それは有機野菜や無農薬野菜好きの人たちの嗜好と根本的には同じなのではないでしょうか。

私はいくら無農薬だからといって、放射線被曝量が多い野菜を食べたくはありません。また、いくらその土地が好きだから、先祖の代から守っているからといって、被曝した野菜みたいになりたくもありません。それは、その土地の先住民である先祖も子孫の惨たらしい死を望んでいないのと同じです。