【京都】風水講座開講

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 2018年度の前期に東京で開催した3、4月の風水セミナーを終えました。

 昨年から指導要領を細分化し、新しく作り直したテキストで教程を明確にし、参加者の理解と共に講義を進めていく方式で、入門・基礎・応用Ⅰを柱として玄空飛星を「沈氏玄空学」に基づき体形化して指導しています。

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 そこから先に踏み込んで、多角的な解釈や鑑定のための精度をあげる六十四卦の解釈から導き出される応用Ⅱ「孔氏玄空学」に進みます。

 この「孔氏玄空学」の優れたる所以は、風水の改善方法が、道具やアイテム、空間の使用方法にあるのではなく、その改善は「己の心」の中にあることを『易経』を通じて悟らせてくれることです。そもそも、風水は「空間」を見ていく技法ですが、「時間」と「人間」の三位一体で現象は顕われるのですから、「人間」の心の問題に触れてこそ、より総合的な風水と言えるのではないでしょうか。

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 参加者の中には、六運宅の山星1、向星⑤の部屋で寝ており、これを易卦に変換すると「天水訟」となり、その象意は、対立やもめ事のあることを意味し、その人は泥沼の裁判から抜け出せずにいました。しかし、「孔氏玄空学」から導き出した易の解釈により、是が非でも正義を貫き通して勝とうと思っても、その先に行きつくものは損失とマイナスであると悟り、その裁判を和解し、現在は心身ともに健康に過ごしています。
  

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  そして、今ではこんな清々しくなってしまいました。(笑)

 

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 また、別の参加者で八運宅の山星1、向星⑥で、同じく「天水訟」の部屋で寝ているエステシャンの女性がおり、見た目は虫も殺さないような人だったのですが、その人も、なんと美容機器メーカーと訴訟していたのです!(゚ロ゚;)

 ちなみに、私は「天水訟」の部屋で寝ていないのですが象意がぁ。(-_-;)ゝ アッ!

 昨年から開講した応用Ⅱに続き、本年度からは応用Ⅲ「三元通天照水經」を開講しました。この技法は風水学派の一つ「翻卦派」のもので、八卦を翻卦し九星を主とし、山水の配合によって吉凶を論じます。

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 この講座の参加者の中には、今まで玄空飛星しか知らずに、自分のお店を玄空飛星のみで鑑定し開店した人がいました。飛星チャートを信じて、五年近く営業しましたが振るわず、このお店、この空間の問題点が一体何であったかは、玄空飛星では指し示すことができなかったのです。しかし、「翻卦派」の技法で鑑定してみると、その問題点が、ここで過ごした五年近い歳月が全て書かれていたのです!

 それは玄空飛星の鑑定のみではわからないことでした。そして、それを知っていればこの五年間の苦労は必要がなかったことでしょう。

 参加者たちのご自宅から、お店、オフィスまで、全てを自ら学んだ三つの技法で鑑定し尽くしていく素晴らしいフルコースをご用意しております。

 三つの学派の理論から、実践鑑定による沢山のケーススタディに触れて学び、より深い理解に変わる習得を目指した「玄空学体系」を展開中です。
 

 ① 沈氏玄空学派-入門・基礎・応用Ⅰ
 ② 孔氏玄空学派-応用Ⅱ
 ③ 翻卦派-応用Ⅲ
  

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 最近では台湾での風水鑑定の仕事が多く、台湾の風水シーンを見ていて思う。たった一つの術理による偏狭な視座にとらわれている素性のわからない風水師では、臨機応変さと詳細な鑑定内容を要求される現場で通用しないのが関の山だろうと。

 言い方を変えれば、

         「えっ、一種類しか風水技法を知らないの?」

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 では、円錐(cone)を横から見たら三角形だけど下から見たら円であることに気づかないのに同じで、知識が乏しく、学習不足であり、人は習ってもいないものを実践できないのは当然であり、実践力(鑑定経験)不足に陥ります。そうすると、私が開催する講座の参加者たちが図面と共に持ってきては不満を述べる風水鑑定書や風水資格を発行する素性(その風水師の先生の名前)のわからない自称風水師みたいなcon manになってしまいます。(笑)
 
 そこで、国内でもっと総合判断が可能な風水の指導を開始しました。この三種の技法体形によって、個々の孤立した判断ではなく、連動して一つに集約された総合鑑定が可能で三つの体系(三つの視点と看法)により視座を養います。

 実際に今回初公開の応用Ⅲ『三元通天照水經』を指導してみて思ったのは、「一日では足りん!」ということでした。そこで、次回の開催からは応用ⅢをA「陽宅」とB「水法」の二日間に分けて指導しようと思います。そういった軌道修正は現場の判断で起きてきますなあ。


 昨年から開催している「玄空講座」ですが、これまで開催地はすべて東京での開催で、関西からの参加者も多く、今回から京都講座も開催することにしました。

 まずは、ファーストステップから指導して参ります!

 ふるってご参加ください!

 講座の内容について詳しくはこちらから。 

 

 ① 沈氏玄空学派-入門・基礎・応用Ⅰ

 

 お申し込みは、こちらから。下記の青文字をクリックしてください。申し込みページが開きます。

 

    【玄空飛星講座】お申込み

   

 すでに、超入門・基礎・応用Ⅰ・応用Ⅱを学ばれた受講生で再受講希望者は、半額の受講料でお申し込みになれます。こちらからお申し込みください。

    【玄空飛星再受講】お申込み

   

   

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 申込者には講義で使用する教材だけでなく、山道帰一オリジナル透明羅盤「替卦盤」(非売品)もプレゼントいたします。

 全くの知識ゼロから学べる玄空飛星派風水体系を完備しました。ふるってご参加ください。

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