「実例21 ああ無情」に思うこと

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 どんな分野にも浅学の身の程知らずな人ほど、分かったふりをしてしまう傾向が強いようです。そういう人に限ってちゃんと読んでないし読解できずに自分の固定観念とでも呼ぶ(理解できていないため)妄想という物差しで計りたがる。

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 しかし、その物差しが浅学で短ければ短いほどまともな計測はできない。つまり、読み違える。それは判断の間違いや、鑑定に顕著にあらわれるでしょう。

 例えば、本書は鍾進添老師とレイモンド・ロー老師から習った山向星の用い方を「沈氏玄空学」の研究から私自身の経験と実践を経て、「沈氏玄空学」だけでは計り切れない解釈や看法を提供しています。

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 『沈氏玄空学』のスタンダードな流れは台湾三大風水師の劉訓昇にも受け継がれ『系統陰陽学』によって劉訓昇の独自の判断や鑑定経験を多くの人が学ぶのに同じです。

   

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 例えば、劉訓昇の技法が「沈氏玄空学」の系譜だからと言って、『系統陰陽学』を読まないで済むはずがありません。それが、まともな研究者や実践家ならば当然学ぶでしょう。そして、そこには『沈氏玄空学』で説かれていない劉訓昇の判断や経験(例えば、替星1.5度説)があり、そういったことが『系統陰陽学』を学ぶ価値がある部分であり、研究するということです。

   

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  本書『玄空飛星派風水大全』も、同じく『沈氏玄空学』『系統陰陽学』の続編というわけではありません。沈氏や劉氏とは異なる見解や判断が随所に盛り込まれ、それは山道帰一の研究、経験から導き出された鑑定方法であり、沈氏だから、劉氏だからという知ったかぶりの浅学な物差しで計ったりふりをするものではなく、読んで理解するものであり、妄想(理解できていないため)で理解したふりをするものではないということです。

 それが「沈氏玄空学の内容をもとに、著者の古典研究と実践を反映させた玄空飛星派の入門書(教科書)」だという意味です。

 例えば、本書は『沈氏玄空学』という枠組みに止まるのではなく、

 「沈氏玄空学の内容をもとに、著者の古典研究と実践を反映させた書」

 であるということです。

 一つ一つ説明してあげれば、行運との合わせ方や双星の解釈は「駱士鵬挨星訣」、「八宮水法」は清末民初の風水師・趙魯源『地理玄龍經』、「排龍穴」は廣東派(三元南派)蔡岷山(1851年)からの系列の呉師青『地學鐵骨秘』「排龍立訣三星訣」から、「城門訣」は唐代の司馬頭陀の『秘授水法』に由来し、それを研究し実践に応用している。

 さて、上で述べただけでも、司馬頭陀、駱士鵬、蔡岷山、趙魯源、呉師青という人々が登場しますが、これらの人々が全部『沈氏玄空学』にまつわる人脈でしょうか?『沈氏玄空学』という物差しで計れ、範疇に入る人脈でしょうか?

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 答えは、まったく「沈氏玄空学」の系譜の人脈ではありませんね。

 この様に読解力がなく、的外れで壊れた物差しでは何もわからないでしょう。

「玄空飛星派」と総称される技法は、時を経ながら着実に術理の上で整合性のとれる、様々な研究者や実践家の経験を吸収しながら、今も進化し続けている

6053484i もうこのブログでも何度も説明しているが、中国でいう「派」とは日本で解釈される「流派」といった組織を必ずしも指す言葉ではない。

 これは例えば宮本武蔵は「二刀流」という剣術で知られるのと同じ、ここで用いられている「二刀流」の「流」は、「方法」「技法」という意味で、これが中国の「流派」という意味なのです。つまり、中国でいう「流派」とは「方法」や「技法」という意味合いもあり、決して「派閥」「組織」という意味だけではない。

 つまり、本書のタイトルの「玄空飛星派」とは「玄空飛星の技法」という意味

 それを組織という意味の「流派」の「一家之言」にこだわり、技法を研究することも、実践することも、有用なものを抽出して、吸収することもなければ、発展することもない。そんな発展することをもやめてしまい、挙句はもうこれ以上何も必要としないと、まるで自ら万能神を装い「我が流派は」とか「唯我独尊」を唱え始める奴はアホだなあと思った。(笑)

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 それは「一家之言」(自分の所属する組織の利害関係のための独自見解)に固執する奴は何の技法も研究、実践せず、自分の物差しで計れるもので完結して終わり。それでは何の発展もない。それは単なる退化であり進化ではない。そして、井の中の蛙の「江湖派」(ヤクザ流派)として物笑いの種。

 例えば、本書に顕著なように「沈氏玄空学」だけではなく、「駱士鵬挨星訣」「八宮水法」「排龍穴」「城門訣」「擇日」も使用する。

 それは、「一家之言」(自分の所属する組織の利害関係のための独自見解)に固執するのではなく、歴史を経て研究実践された「玄空飛星の技法」(玄空飛星派)に関連し有用な「技法」(派)を用いるのであり、「組織」(派)という立場で用いるものではないということだ。そして、それが台湾で風水師を二系統に大別する際に、「学習派」と呼ばれる人たちの態度だ。

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 だから敢えてもう一度言おう。研究と実践もなくまるで自ら万能神を装い「我が派は唯我独尊」を唱えるのは、台湾では「江湖派」と呼ばれるアホなヤクザ者や怪しい流派名を名乗る人たちが多い。もしくは霊感商法アイテム売りや悪質なマルチ商法の詐欺師が大半。  

 最後に、ここ見に来ていると思うから言うけれど、実例21の江湖派「流派」(悪徳組織)の人たち、しらばっくれるのはやめて、潔く自分たちでカミングアウトしたら?

 【風水を勉強する方へ】

 「我が流派は“実例21 ああ無情”である」と。

  

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 つまり、あなた達のいうあなた達の「流派」の特徴とやらはこうなるのだろう。


 →鑑定
 →鑑定内容ハズレだった
 →鑑定客を不幸にしただけ
 →風水アイテムには意味がないのに脅して売りつけた


 見苦しい言い訳するなよ。被害者のこと考えるとイラッとしちゃうだろ。

 もっと誠心誠意をもって被害者の遺族に謝罪しろよ!

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 あんたらの奇天烈風水による改悪と化殺雑貨を買わされた結果、あの子のお父さん、あれから間もなくして死んだんだぞ!

 大事な父親も失い、家も売らなくてはいけないほど困窮し、家も失って途方に暮れている、その子のその後の風水の面倒を私が無償で看たんだぞ!

 それでよくのうのうと「我が流派」とか、インチキ術の流派名を名乗れるよな。

 流派が違い、技法が違っていたので、「あなたのお父さんは死んでしまいました。いや~、風水は色々な流派と技法がありますから。えへっ。」とか言い訳が通用すると思うのか?

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 それはお前らが、何もかも間違っていたということだろ!

 流派の違いとかじゃなくて、お前らの頭の中身から人間性に至るまで根本的に何もかもが間違っているわけ。わかる?

 人様の一家をインチキ鑑定とインチキグッズ販売で、不幸のどん底に突き落としておいて、流派の違いとかいう言い訳で許されるわけがないだろ?

 その流派がインチキだからだろ!

 天網恢恢疎にして漏らさず。

 ヒトコトだけ言わせてくれ、 お前ら邪悪過ぎ!

 空間(風水)をいじることによって生まれてくる作用は、世の中の自然現象の摂理として、良いことより、悪いことが多いに決まっている。それは世の中の貧富の差を見れば明らかだ。だからこそ、慎重に吉を取りに行かなくてはいけないのが風水で、出鱈目で奇天烈なことをすれば凶をつかみ取るのは言うまでもない。原理からして全て間違っているからこういうことになるのだ。

1_3 早く、談養吾みたいに「今まで習った玄空飛星は全部間違っていました!」と、謝罪会見開けよ!

 人は結果を見て信用する。この奇天烈風水の散々な結果は、流派の違いなどという生易しいものではなく、抜本的にすべてが間違っていることの証左である。

  

【補足】

 鑑定ケース20、21の鑑定士に顕著なように、そういった悪質な人間と以前ブログを相互リンクしていたことがありましたが、実態を知ってからは以前のリンク先に対しては冷静な判断のもとに全て削除という決断をいたしました。

 だから、風水山道ブログの読者の皆さん、私のブログへのリンク先があるからという理由で、私の関係者だと勝手に思わないでくださいね。

 舌先三寸の甘い言葉と誘惑に乗せられて鑑定を受け霊感商法の餌食になり、お金を騙し取られてもそれは自己責任、または弁護士に相談する必要があることでしょう。そうなりたくなかったら、ここをよく読んで請負契約書を作成してもらってください!読者がこういう悪質な鑑定士たちに騙されない方法を本書でもブログでも伝授しました!

 

 『玄空飛星派風水大全』⑥風水と私のかかわり

 

 この鑑定ケース20、21の被害者たちは「風水山道ブログにリンクがあったので信用した」「風水山道ブログへリンクしている人のブログにリンクしているから信用した」と、私に被害を訴えたのです。そのため、私は自分の関係しているサイト以外のリンク先をすべて削除しました。

 今後も、そのように冷静かつ柔軟に対処していきます!

  

【P.S.】

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 このブログ記事をアップした後に実例21の被害者の方からメールをいただきました。

 この左のメール公開は了解を得ております。また個人情報保護のためモザイクを使いました。

 論より証拠。

 
 効果無き風水は風水ですらない。

 
 凶効果を呼び込むだけの改悪ならば、詐欺としか言えない。

  

 この被害者の気持ちがわかる。父が死んだとき嘆き悲しむより、ショックの方が大きかったって。きっと父親の死を受け入れたり、嘆き悲しんだりする時間を過ごすことさえできなくなるほど、心は追い込まれ、次は母親や自分に危険が及ぶかもしれないという目に見えない風水の改悪から発生する凶禍に恐れ慄いていたのだろう。

 こんなに人を怖がらせ実害しか起こしていないのに未だに風水師名乗って、詐欺風水鑑定や霊感商法アイテムを売りを続けているってどういうことなんだろう。少なくとも俺は許せないなこういう奴らとこのインチキ流派。

 このメールのケース(ここはケース21の家を上記の理由から売って別の場所に移った後の家)に見られるように、私が改善するのに何か風水アイテムを必要としたのだろうか?

 テープが一枚あればできた風水改善である。

 読者の皆さんに言いたい!真の風水改善は創意工夫さえあれば身の回りに転がっている物を使用するだけで十分できる。例えば、玄空飛星の改善は使用する空間の用途と目的で使い方が変わるのであり、高価な置物、アイテムなどを一切必要としない。

 騙されないでほしい!

 

【P.S.】2017/02/06

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 知人から一通のメールが届いた。これって!?ヽ(゚Д゚○)ノ

 とりあえず、モザイクオーガン手術で、ここに登場。

 内容があまりにも笑える。!!(*_ _)ノ

  

  

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