風水のあるライフスタイル 『風水のある旅』Ⅳ

Img_2598_3Img_2660_2  いい旅してますかー!写真はエドワードと二人で、富山県で常願寺川の富山湾に接する出水口のほとりで海と川を見つめながら、くつろいでいる様子。ここは、小さな能登半島!?

 部屋にこもっていたら、見えてこない。自分の殻をぶち壊し、外の世界を踏み出したときに見えてくる景色が心を潤す。どうせ潤すならば、風水的にトコトン癒されたい!

 そんな旅を体現したのが、『風水のある旅』です。

 健全な肉体に健全な魂が宿るように、風水でいう「巒頭」と呼ばれる形ある景色が及ぼす影響も、健全な心があってこそ、受け取れるエネルギー、気なのではないでしょうか。

 心を外の世界と繋げてみる。そんな、繋がりが欲しくて、ぼくらは景色(巒頭)と一体になる。風水山道、場外巒頭は続くのだ。

 新潟では、奇門風水を使った痕跡を発見し、師兄と書いている『奇門風水大全』にも実例として使えるケーススタディが集まり、大満足だ。ちなみに、奇門風水の理気は立向盤がない。坐山盤のみを使う。

 新潟でのパワースポット巡りを終え、石川県入りしたぼくらは、レイモンド・ロージャパンを通じて、知り合ったSさんと合流。

 事前に行きたい場所を告げ、現地集合で集まる。Sさんはなかなか、才能豊かな人物だけに、今回の旅ではぜひ会っておきたかった。表の世界では、無能で老獪な順番に年功序列が加わったたちの悪い占術業界に、アングロサクソン式の能力制が導入されるようになったのは、ごく最近のことだと思う(笑)。

 それだけに、今後、若いSさんのように、占術界(日本では何故か、五術をこのように言う)の将来を担う可能性のある人物には、道を間違えないでほしいと願う。自分のできる限りの知識や技術を伝えたいとも思う。

 電話一本で、Sさんは忙しい最中、二日も予定を空け(一日ズレたため)、巒頭の学習のために、ぼくらに会いに来てくれた。向学心があり、アクションが早い人は、成長も早いのだ。

Img_2734 視界に届く範囲から、景色を見つめ、風水を論じる。色々な質問を出し、皆に回答してもらう。そうやって、巒頭の学習は進んでゆく。
 自分が見たもの感じたもの習ったものを形ある景色を観ながら説明する。ふ~む、野外での講義は教えるほうも楽しい。

Img_2693  石川県のパワースポットも、Google Earthで目をつけたとおり、素晴らしい場所だった。癒しの場に立ち、瞑想。場との繋がりを感じ、一体化したときにわかることがある。見えてくるものがある。それは、Google Earthではわからないことだ。

  ダニエル:「ここは、大きな蛇の地霊がいるね。よく、山から下りてくる。
         素晴らしい場所です。ここをパワースポットと認定します。」

  S氏:「ええ、この辺りでは、よく蛇が降りてくるといわれ、
      赤い柱が立つといわれています。」

  タイスン:「どこかにそういうことは書かれていたりするのですか?」

  S氏:「いえ、そういうことは地元の人の間で言われているだけなので、
      どこかに書いてあることでは、ありません。」

Img_2744  最後に、巒頭を見る上での重要なポイントである「出水口(河が海に合流する場所)」を見に行く。石川県の手取川の出水口は、来水のポイントと、出水口の湾曲した形が素晴らしかった。

  ダニエル:「いや~この辺りの人、意外とゼニもっとるね。」

  S氏:「そうなんですよ。あんな小さい農家の人が、10年前に、
      スーパーコンピューターを買ったりしてました。」

  ダニエル:「えっ、ファミリーコンピューター(ファミコン)じゃないの?」

 Sさん、ガイドをありがとうございます。また、機会があれば、同行してくださいね。

 日本全国を逍遥とし、地元の人に手厚く出迎えていただくと、人間は「一人じゃないんだなー」と、つくづく実感する。旅とは、結局出会いでもあり、自分の殻、一人の世界を打ち破ることでもあるのかもしれない。

Img_2755Img_2763   そして、Sさんの紹介してくれた金沢市の創作料理店も素晴らしかった。金沢は、能登牛もおいしいし、海の幸もすごく新鮮で、おいしかった。おまけに安いのだ。高級懐石創作料理屋にして、鉄火丼1260円ナリ。鉄火丼は、創作してないナ~リ。

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