『玄空飛星派風水大全』⑤本書について

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  今月の1月20日に『玄空飛星派風水大全』が発売されます。

 自著としては初の理気の専門書であり、全ページフルカラーで648ページのハードカバーとなっています。

 この本をご紹介するにあたって、『玄空飛星派風水大全』の18ページある「エピローグ」から順次掲載いたします。

  

   

           

本書について

 

 本書は2014年に書き上げた風水山道通信講座の初級テキスト第11回と第12
回の内容を合刊したものを底本としています。原型の底本の内容を二年かけて少しずつ削ったり増やしたり、鑑定したケースを加えたりと、流れゆく時間の変化の中から見つめなおしたり、また気づかされたりしながら、熟成してきました。

 そのため、本書には時系列として二種類の「本書執筆当時」の時間軸が重なっています。つまり、たたき台作成の通信講座テキストとして書き上げた2014年時の視点、そして、その二年後に本書のゲラ原稿が出来上がり、赤ペン三本のインクが尽きるまで加筆と修正をし続けた2016年のゲラ修正をした二年後の視点です。

 基本的に内容に大きな変化はありませんが、6万字近い加筆と、読者対象が私の通信講座受講生ということもあって少し難解な概念であった「紫白九星と可視光線」「後天図の二八易位」などの文章を削ったりもしています。

 それでも本書は、間違いなく難解であり、一般人にとっても平易に読み進められる類の本ではありません。

 できる限りイラストを用意し、わかりやすくしようという試みは十二分にほどこしていますが、それでも難解な専門書であることに変わりはないでしょうし、本書からマニュアルどおり万人の理解なるものが生まれてくるとは思えません。私は万人に理解させるための番人ではないのです。

 しかしながら、より多くの人に有益な伝統風水の知恵を届け生活に活かしてほしいと願うのみです。

 

  

 「エピローグ」は、次の七つのトピックで構成されています。

 ①伝統というつながり
 ②虚実
 ③世界に拡がる伝統風水
 ④玄空と元空
 ⑤本書について
 ⑥風水と私のかかわり
 ⑦時代は変わって

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