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風水西遊記>台湾>台北縣
2008/06/20 23:00:00
ある戦士さんとオレ物語(台湾篇1)

             『ある戦士さんとオレ物語』(台湾篇1)

Photo ある戦士と台湾で再会を果たしたダニエルは、その日、ある戦士に言われた一言が気になって眠れなかった。
 それは、唐突で、少し日本語めいた言葉で、中国語ネイティブ以上を自負するダニエルにも、訳せない言葉だった。台湾語かとも考えたが、怖くて誰にも聞けなかった。

 ある戦士: 「明天、我們一起去三峡鎮、看Obanko吧!(明日、オバンコを一緒に見に行きましょう!)」

 そして、謎の言葉「オバンコ」を見に台北縣三峡鎮に来た。

 現場についたダニエルに、ある戦士は言った。「ほら!あそこにObanko(オバンコ)が見えるでしょ!」。

Img_0899  その時、ダニエルは、愕然として、「Obanko(オバンコ)ー!」と、叫んでいた。そう、風水では、龍穴を女性器に喩えるため、この様な言い回しをしていたのだ(笑)。そこは、山の中腹で、股を広げるように、キレイに龍が穴を結んでるとのこと。

Img_0908  上まで登って確認することになり、ある戦士こと、ぼくの風水老師は、「先生は一人用のロープウェイで行くから。上まで登ってきなさい。先生は、足が悪いのね。」と、言い残し、早速、一人用のダンボールで出来たような箱の中にその大きな身体を押し込んでいた。

Img_0909Img_0905Img_0907  僧籍の無いものは、このロープウェイを利用できないらしい。「いえい え、こんな怖いロープウェイ乗りたくありません。」。
 
 意外にスピードは早く、流れ星のように頂上にこのダンボールは消えて行った。ぼくは、ツルツル滑る石階段で頂上まで登った。
 「確かに、界水はできている。」、条件はよさそうだが、その穴場の気を浴びてみないと判断はくださない。

Img_0911  整備されていない石段は不安定で、苔がむしていたので、ツルッと足に来る。「こんなことなら、トレッキング持ってくればよかった・・・。」。
 この日の突然の実践は、ある目的を意図して、用意されていたが、その時は、夢中で、オバンコに向かって歩んで行った(笑)。

Img_0948Img_0956Img_0958  下から見上げるよりも、最上部のお寺は、広かった。そして、とても寛げた。一人の尼さんとお坊さんが出迎えてくれた。この絶景を存分に味わいながら、皆で、泡茶を楽しむ。

Img_0929Img_0938 お茶はかなり上等な杉林渓烏龍茶。「うん。お茶は愉しい。」。実際にお茶がわかるというのは愉しいのだ。また、味の工夫も一工夫あって、この龍穴の側からの湧き水を使用していた。「うまい!ふぅ~、癒されます」。

 ある戦士は、過去にここに半年滞在したことがあり、その際も、このお寺の僧たちが、風水の指南をしてくれるようにお願いしたが、全て断られたと、尼僧が教えてくれた。 
 「あなたは、良いわねぇ。こうやって、風水を教えてもらえるんですから。」と、尼僧は、笑いながら言った。だが、目は笑ってなかった。しかも、ぼくに対してあてつけて言っている気がした・・・。

 このお寺に突然あがりこんだのに加え、ここのお坊さんたちが、ある戦士に風水の質問する時も、まず、ぼくに「質問して宜しいでしょうか?」と、必ず聞いてくる・・・。「何で、俺に聞くの!?」と思ったが、これが中華伝統の礼儀なのだ。先生が尊重されてるのならば、やはり、弟子も尊重される世界なのだ。

 皆に、少し申し訳ない気がした。そして、「ある戦士は、やはり皆にものすごく尊重されている方なんだな」と、再認識しました。

 この湧き水は、日月洞と書かれた山に埋もれたお堂の中から湧き出ていた。「なるほど。ここが、ここの龍穴か。」と、暗い祠を探索した。確かに、そこは龍穴だが、あまり強いパワーを感じ無いので、ある戦士に尋ねると、「この裏がもっと強くなっている」とのこと。ただ、我々は、登山装備してこなかったので、この先の道無き山をロッククライミングまでして登ることは断念。

Img_0916 上から見下ろす風景は、確かに、両膝がこぶになっており、股を開いたように見える。
 女性器が見えるように開かれた、このような龍穴を「美人獻花」と言う。意味は、桃花(異性・同性との性的交流)をあらわし、この龍穴の良し悪しを論じるには、幾つかのポイントがある。地理五訣で簡単に言い表すと、次のようになる。

 ① 向・・・陰宅、陽宅、どちらに適切かという問題及び理氣。
 ② 龍・・・太祖山からの龍(起伏)の性質。
 ③ 穴・・・穴(位置)とこの穴に影響を与える明堂。
       *明堂(龍穴から見える全景色=人の意識に映るもの)が、穴(位置)を構成。
 ④ 砂・・・砂のかたち(白虎・青龍)・案山。
 ⑤ 水・・・界水の取り囲む形装。
        水口までの形。水が挟まっているか(=龍穴の有無に関係)。

 まだ、他にも幾つかの諸条件があるが、ここは、こんな感じ。ちなみに、こういった判断が職人芸のなせる技なんだ。
 
 ① 陰宅向き。*理気に関しては、以下の条件を調べることで、特に見る必要なしだった。
 ② 過脈・束気共に問題なし。活龍である。
 ③ 反弓があり宜しくない。大きすぎる穴(あな)は、淫乱を意味する。
 ④ 足(白虎・青龍)が開いており、淫乱を意味する。
    案山は、層を追うように上がって行く、素晴らしい。
    ただし、いじられていることに問題が有る。
 ⑤ 適度な水量と水流にかたち。清い水で、問題なし。水口の調査なし。

 さて、ある戦士は、この龍穴の良し悪しのトータル判断を私に聞いてきた。私は、「不好!(ダメ!)」と、答えた。

 この日の課題は、「龍穴は、全て良いとは限らない。条件の整っていない龍穴は決して良くない。」ということだった。

 さて、読者の判断と正解はいかに? 「好不好?(どうですか?)」

 え、「好」きですか?何が?(笑)

 追伸

 実際にこのお寺では、マレーシアから来たゲイの僧と檀家が、ここで、色々と問題を起こしたらしいです。危ない「桃花」に「淫乱」の龍穴、確かに、象意は出ていますね。(✿ฺ´∀`✿ฺ)ノ

                     <関係ページ>

                    「ある戦士さんとオレ物語(日本篇2)」

                    「ある戦士さんとオレ物語(日本篇1) 」

                    「ある戦士さんとオレ物語(台湾篇1)」

                    「戦士の涙」

                    「ある戦士との対話」

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