「胸のエックス線検査一1回・・・50マイクロシーベルト」
「東京-ニューヨークを飛行機で往復・・・200マイクロシーベルト」
と、いかにも安全な数字が、書かれており、「おお、なるほど。東京は0.125マイクロシーベルトかね。これならば全然安全じゃないかね!オレ、ニューヨーク行ったことが無いけれど。」と、納得の数字に思われてしまうが。
し、シューベルト?
じゃなくてシーベルトって、「毎時」だよね?
胸のエックス線検査なんて一年に一度するかしないかの健康診断レベルでの出来事。ということは、一年間という量で比較せねばなるまい。
そこで、東京で、このいつまで続くか未発表の原発事故状態の現在の段階と仮定して、一年間の放射線量を計算してみた。
0.125μSv × 24時間 × 365日=1095マイクロシーベルト(μSv)
胸のエックス線検査一1回が、50マイクロシーベルなので・・・
1095 ÷ 50 = 22回分 *小数点以下四捨五入
皆さんは、一年間で22回も胸のエックス線検査をして、身体が健康でいられると信じていますか?
ということが記事になっているのを多くの人が見落としているのだろう。まあ、数字のトリックで書かれれば安心もするし、切り口を変えて冷静に計算すれば、このような危険も見えてくるというものだ。
「まだまだ、オレのような頑強なオトコが、胸のエックス線検査22回で、壊れてたまるか!」
と、叫ぶ猛者もいるでしょう。!!( ; ロ)゚ ゚
福島第1原発事故 2号機で数日前、1時間あたり50万マイクロシーベルトを計測
問
50万μsv/h=500000μsv/h 観測値の場合
1シーベルト(Sv)=1000ミリシーベルト(mSv)=100万マイクロシーベルト(μSv)
より
500000μsv/h=500msv/h=0.5sv/h
放射線を短期間に全身被ばくした場合の致死線量は、5%致死線量(被ばくした人の20人に1人が死に至る線量)が2シーベルト(2000ミリシーベルト)、50%致死線量が4シーベルト、100%致死線量が7シーベルトと言われている。
5%致死線量(被ばくした人の20人に1人が死に至る線量)が2シーベルト(2000ミリシーベルト)であるなら、何時間「x」この現場で作業すれば達成されるか。?
答案用紙
「0.5sv/h」・X=2svより
x=「2sv」/「0.5sv/h」
=[2/0.5]h
答え 4h=4時間
4時間被ばくすれば20人のうち1人死亡されることになる。
50万μsv/h=500000μsv/h 観測値の場合5%致死線量は? より引用。
*これは福島第一原発の周辺での出来事。
新聞やニュースで書かれている数字も、ちゃんとした答案を出さないと死んでしまう場合もあるということです。もちろん、新聞やニュースの情報が全て正しいとは思いませんが、一体どの情報が正しいのか収拾がつかないほど混乱している。正しい情報分析ができない現状に苛立ちを感じる日々である。
実際に、こんなこと、あんなことが、毎日起きている日々である。疑心暗鬼にもなるでしょう。
とは言え、現場で泣くのは東電の取引先の下請け業者なのか、これはサプライヤーいじめなのか!?
常識的に考えて、あんなにも放水したりしている場所の作業で、長靴も渡されない装備が信じられない!
そして、原子力安全委員会の斑目春樹委員長は23日の記者会見で、
「スピーディの予測結果から、ある程度、放射性物質の拡散の傾向が見て取れる。同心円状に避難範囲を決めているが、そろそろきめ細かく設定し直す時期に来ている」
被ばく量、30km圏外で高い地域も と語った。
今頃になって、そら恐ろしいことである。【原発】20~30キロ圏の住民避難を検討 枝野長官 退避距離がコロコロ変わる、リスク管理を政府が把握しきれていない状態。
まあ、どの道、政府としてはこの退避距離内、もしくは近辺に住んでいる人間が、数年後、もしくは10年、20年後に白血病や癌になっても、チェルノブイリのときと同じで、いや寧ろチェルノブイリのときのロシア政府を参考に模倣して、「ただ単に、病気になったんでしょ。」という態度を貫き通して、白を切るつもりでしょうがね。(╬◣д◢)ムキー!!
私には、この政府の今回の退避距離20kmの発表そのものからして信じられず、このブログでは当初より50km以上と、言い続けました。
さて、この地域による被曝量の違いは、風向きの違いや、どのように太平洋側からの風が、福島原発付近で汚染され成分の重くなった空気が、風によって日本海に抜けていくかという山脈に対するところの高低差、地勢の違いなどの風通しに顕著はずである。
ここでどう考えても、同心円状に避難範囲を設定するのはおかしいのは、当たり前のことなのである。この同心円状の場所は全て同じ海抜で、山脈などの遮蔽物が無いことが前提でしか成り立たない。地形から風の通り道が、まるで考慮されていない。
例えば、福島第一原発から東京までが220kmあるが、比較的緩やかな山脈しか間に無いため、僅か115kmと東京・原発間の半分しか距離が無い南会津は複雑な山脈に抱かれて護られており、風が容易に素通りできないために、その被曝量も距離の倍の差にも係わらず、さして変わらないのである。
今頃になって、同心円状の退避距離が間違いかもしれないと言い始める始末。この原子力安全委員や、日本原子力開発機構なる人たちの子供のような仕事ぶりあきれてものが言えぬ。いや、これは仕事ではなく「死事(しごと)」をしたと言い換えれば理屈に合う。
この「死事」ぶり。
原子力安全委員会: 斑目委員長は警官役なのにドロボーの仲間だった
40km離れているが圧倒的に高い数値をたたき出している飯館村の皆に、どう言い訳するつもりなんだろう?
試算によると、原発から30キロを超える南側のいわき市や北西側の飯舘村、川俣町でも100ミリシーベルトを超えています。【原発】30km圏外でも100ミリシーベルト超の試算
東電と政府はもちろん、「病気になりました?私たちとは関係が有りません。」と、ロシア政府のチェルノブイリのときと同じ対応をすることに間違いは無い。畜生以下ですなぁ。
チェルノブイリ原子力発電所事故の14周年追悼式典(2000年)での発表によると、ロシアの事故処理従事者86万人中、5万5千人が既に死亡し、ウクライナ国内(人口5千万人)の国内被曝者総数342.7万人の内、作業員は86.9%が病気に罹っている。
国連(UN)が2005年9月に発表した統計では、チェルノブイリ原子力発電所事故の犠牲者は4000人とされているが、この数字については多くのNGO(非政府組織)から疑問の声が上がっている。と言うのも、ウクライナだけで公式に事故の被害を受けたとされた人は230万人に上る。また、事故当時子どもや若者だった約4400人が、被ばく者によくみられる甲状腺がんの手術を受けている。 チェルノブイリ原発事故から23年
ぼくの住所がある東京は通常値が0.028~0.079μSv/hなのですが、福島原発の事故以来、0.125μSv/h平均の日々であります。通常より、1.5~4.5倍も高い被曝量の数値ですが、こんなことはやがて日常茶飯事にされるように、国民の洗脳の日々は続くんですかねー。まあ、オレは絶対洗脳されないけどね。
一年くらい経ったら、みんな案外この数値とかに慣れていたりするのが、洗脳の実態だろう。
よく、皆さん言います「規定値以下で安全」だと、しかし、皆さん答えてくれません。「何で規定値を気にする生活になったのか」を。もちろん、「原発事故の影響」、「風向きの影響」と色々と、およそ洗脳されたのにふさわしい回答を投げ与えてくれます。
しかし、誰も答えられないのです。「原発事故の場所から風が吹いてきて、200km以上離れた場所でも、通常の放射線被曝量の1.5~4.5倍の数字が毎日で続けている背景で、どんなことが起きていて、どんなことになるのか」という素朴な疑問に。
それも、そのはずです。どのように収束するのか、この異常な倍を超えた数字はいつまで続くのか?と、政府も東電も明確な数字、今後どのような事態になるのかを一つも答えていないのですから。
もちろん、こんな東京の水に摂取制限… 放射性物質検出 になっても、あんな千葉の浄水場、乳児向け規制値超える放射性ヨウ素 になっても、そんな福島県伊達市で規制値上回る放射性物質になっても、洗脳されていれば、幸せに生きていけるでしょう。福島県伊達市から気になる原発までの距離は?上の衛星図をクリックしてね。
まあ、何一つ一事前に発表することなく、後で「やっちゃいました。すんません。」を繰り返すこの人たち(政府+東電)は、本気で何らかの責任を背負ったりする覚悟や気概があるのだろうか?私には、こんな風にしか見えません。悲劇を増幅させた同質社会と官僚体質
もう何でも、どさくさにまぎれて、謝って許されると思っている、この体質が凄まじすぎる。
東電は26日の記者会見で「原子炉につながる配管から汚染水が流れ出した可能性がある」と説明。
こんな人の命をかえりみない危険な政府が言う発表をまともに信じられないのは、俺が間違っているのだろうか?
まあ、個人によって危機管理能力は異なりますし、判断基準も方法も異なるわけですが、皆さん一様に、しがらみを強調しますが、自分の住む場所が退避距離として政府が警告を出したら、有無を言わさずに避難すると言います。
要するに政府の危機管理における判断に従うか、自分の危機管理能力による判断を信じるかという二者択一なのでしょう。
しかし、ここまで読んできて、どうでしょうか?当初出した退避距離を覆すようなことを言い始めたり、この福島第一原発の事故レベルは、当初4だったものが、5に引き上げらり、そして更に、国際原子力事象評価尺度(INES)に、本日晴れて6に引き上げたりされているのが、政府と東電の情報隠蔽と、政府のテキトーな判断の実態なのでは無いでしょうか。日替わり弁当みたいでしょ?
私が一番イヤだなと思うのが、10年、20年後に誰が患ってもおかしくない病、癌ですが、仮にそういった病を患ったとしたら、その病を「あの時、あの場所に住んで生活していたからだ」、という後悔に置き換えることです。
もちろん、そんなのはチェルノブイリ原子力発電所事故の被害者が、その後どのように扱われたかかと同じように科学的にも、立証が困難なものです。それだけにイヤだなと思うのです。今回の被曝レベルは、断易で立てたとおり、被曝と呼ぶほどの被害は東京では起こらないでしょう。問題は、今回の原発事故による、その後付きまとう10年、20年先の後遺症などを考慮した長期的なリスクです。
チェルノブイリでは、事故処理の一端としてこんな強引なでっち上げの解釈までつけ加えられたりしました。
「2002年の原子力機関の報告によって、主な事故の長期的影響の原因は放射線医学的によらないと特定された。影響を受けた区域で暮らすことへの不安とストレスが住民に深刻な心理的インパクトを与えたのだった」
こんなこと言われて、チェルノブイリ原発事故の後遺症で、亡くなった人が浮かばれるのだろうか。トンデモ無い話である。
農薬が「規定値以下」の野菜より、もっと安全だと思われる有機野菜から無農薬野菜を食べたりしていた人から、マクロビ生活な人、健康体操としてヨーガや気功をしていた人も、風水でパワースポット巡りをしていた人も、健康を考える全ての人が、自分の住んでいる地域の放射線量が何倍にもなったときに、改めて、その場所での健康生活が適切かどうかを考えるべきでは無いだろうか。(もう、東北・関東ではそうなっていますが・・・)
そして、判断は先ほど述べた二者択一で、政府か自分の判断のどちらを信じるかという問題だ。東京などにみられるように、「より便利、より快適な生活」に慣れきった都市の生活しか知らない人間たちにとって、田舎での生活は苦痛なのかも知れないが、いまや東北・関東の危険エリアに比べて、西日本のほうが「より安全な生活」があるのは、事実である。と言うのも、被曝して汚染されていない食物が豊富であり、土壌汚染されていないからだ。
それは、有機野菜を食べるよりも健康で安全な生活が、実は住んでいる場所一つで、有機野菜を食べているくらいじゃ健康になれないマイナス健康効果を醸し出しているというのが、現実であり事実では無いだろうか。そう考えると現代における放射線量が倍加している地域は、マイナス風水効果の高い場所ということになるのだろう。
というのも、風水は空気の流通を説き、空気と水の質で、人間の長寿が決まると古代より考えてきたのだから、この原発事故以降、通常より過剰な放射線が降り注ぐ場所をマイナス風水効果の高い場所と呼んでみても、過言では無いだろう。
更に、チェルノブイリとの比較を大げさだと言う人も多いが、この記事読んでから考えないとね。福島第一原発事故、スリーマイル超えレベル6相当に ということみたいですね。
まあ、情報が複雑に混乱し、正しい情報は隠蔽されている昨今、どうしたら良いか。情報が信じられないならば、一番安全な方法が良い。それは、万が一を引かないことだ。つまり、1/10000ではなく、9999/10000の安全策を選ぶ。理由は、「正しい情報の見極めが困難な状況で、正しい情報分析ができないから」。
もちろん、予測はできる。そのため、今回の原発事故に関する予測として、早い段階で、このシリーズの予測としてLv.5~6と発表していました。つまり、その想定内ではあるが、危険なほうの想定に依ってしまった。
チェルノブイリのときは、左図のようなセシウム37の汚染レベルでした。
ご参考までに。ちなみに、スリーマイルも、チェルノブイリも福島原発の事故4基の数には勝てません。
もちろん、自分の危機管理意識と、自分の考える健康生活の判断に従ってです。まあ、私の場合どこに行っても仕事はできると言うこともありますが。寧ろ、東京に比べて四国は家賃が半額以下なのに加え、以前から「村おこし」プロジェクトの候補地として、風水の良い場所を幾つも見つけていました。備えあれば憂い無しです。
憧れの山での生活を開始いたします。海抜175m位の場所ですが、将来的な自給自足生活のための村づくりの用意と、自分の修練に力入れたい。ブログ読者はご存知だと思いますが、、ここ数年、自給自足の村づくりに適した風水の吉地を探し続けてまいりました。土地に纏わりつく因習によって、京都、千葉と頓挫してきましたが、ここで踏ん切りがつきました。「もう、四国の山に住んじゃおう!」と。
と言うのも、放射線量が4.5倍の環境は修練に適切ではないからです。特に気功とかで健康になろうとするデリケートでセンシティブな人間たちが、耐えられるレベルではないというお話ですね。
さてさて、今度はもう一つ気になる地震についてですが、24日正午までに起きたM5以上の余震は347回で、M7以上が3回、M6以上が59回。有感(震度1以上)の余震は、20日が90回、21日は79回となっており、22日は92回、23日は3回の震度5強を含む100回と、ここ数日はやや増加してます。
更に、このブログで警告を放っている新しい地震として、24日午後、宮城県で震度5弱、24日朝、茨城県で5弱となった大きい地震は、気象庁によると大震災の余震ではないと判断しています。
さて、東日本巨大地震を引き起こした地殻の破壊が茨城県沖で止まったのは、プレートテクトニクスによるものだと、このブログで説明してきましたが、海洋研究開発機構の調査でやっと正式に判明しました。余震の発生領域の南限がフィリピン海プレートの北東端に一致していることが判明。同プレートの北東端が、地殻破壊の房総半島沖への南下を食い止めたとみている。
やはり、この記事の中で気になるのは、海洋研究開発機構の小平秀一上席研究員の言う。
「東海地震や南海地震の発生にかかわるフィリピン海プレートへの巨大地震の影響を評価していきたい」
という部分ですね。特に、関東地方では地殻構造が複雑で、北米プレートの下にフィリピン海プレートと太平洋プレートが沈み込む3重構造です。ここではいつ地震が発生してもおかしく無い、リスク管理の上では危険地帯ということになります。
余談
今回の深刻な被災エリアに住む、最後の風水山道・通信講座受講生と連絡が取れてホッと胸をなでおろしています。これで安否が問われる被災エリアの受講生全員が無事だったことを大変嬉しく思っています。
また、拙著の風水パワースポット紀行 で、今回の被災地エリアと被る場所は、一箇所だけで「松島」で、そのパワースポットたる魅力は、松島湾内に浮く小島たちが見えるこの壮観と呼ばれる風景と構図にあると述べました。
この小島を前面の景色として、捉えたときに風水ではこのような前面の景色となる構図を案山(あんざん)と呼び、穴と呼ばれる起点となる場所の正面を護る砂[遮蔽物])が案山です。中でも、松島のように小さな小島が群となった構図は「屯軍」(とんぐん)と呼ばれる案山となります。
埠(つか)のような土が盛られた小山に見える松島の小島は、石が乱雑と平野の中にあり、大きな山の間に乱雑と並んでいる状態と見立てられ、軍隊が駐屯しているようにも見えることから屯軍と呼ばれます。
松島では平野ではなく湾内の水面にこのような小島が散在していますが、風水では平野も水面も面で捉えて、見えてくる形として同じ構図と見なします。 屯軍を案山として見立てた場合の意味ですが、生殺与奪の権限を持った大将が、諸侯を節制(規律正しく行動)し治めている状態を象徴します。
そして、この「屯軍」を案山と見立てることができる地域に住んでいた松島の対岸の町では、今回の震災に遭っても、一つの奇跡が起きました。正に、生殺与奪の権限を持った大将の幸運とでも言えるのではないでしょうか。
下の記事をご一読くださいませ。風水の理論が、如何に「自然の中で人が、どう生き延びる」かをテーマにした実のあるものであるかが証明される一件であります。
余談2
この記事を四国の愛媛で書いているのですが、「あれ、揺れているのかな」と、あの地震以降、最近よく勘違いするのですが、本当に揺れていました。(笑)
2011年3月27日(日) 3時42分 3時38分 愛媛県南予 M3.6
今回の地震以降初めての愛媛での地震に、何だか悪い業に追われているんじゃないかと、一瞬ドキッとしました。(笑) こっちでの「自給自足の村づくり」は南海地震が来ても大丈夫なエリアを厳選せねばなりますまい。
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