2024年10月 9日 (水)
【鍾福堂】 通書2025年版

【鍾福堂】 通書 2025年版
発売のご案内です。
【鍾福堂】 通書 2025年版が、10月17日に発刊されます!
2025年度版【鍾福堂】通書は、通年より1か月早く発売されます。2024年度版が今年の6月には既に売り切れとなっていたため、2025度版も早い段階で売り切れとなる可能性がありますので、ぜひお早めにお求めください。
【鍾福堂】 通書 2025年版ですが、今年もさらに進化してパワーアップしたポイントがいくつもあります。

まず、日々の「日暦」(ひごよみ)から、これまでの2024年度版まで採用してきた「烏兔時辰表」の欄を削除し、新たに「日常用事早見表」なるものを入れました。
「烏兔太陽日時」「烏兔太陰日時」は、「日暦」の「吉神」欄で見ることができるため、その他の重要度の低い星辰の時辰表まで掲載している「烏兔時辰表」 を刷新させました。
日常用事早見表
読者からの声として、日常生活で使用頻度が高い代表的な五つの用事を早見表にしました。この早見表により、吉事・凶事の中から使用頻度の高い五つの用事を探す手間を省き、即座に5段階評価で判断を示しています。

◎ 大吉:該当の用事の運勢や縁起がこの上なく宜しいこと。
〇 吉:該当の用事の縁起が宜しいこと。
△ 平:平らかで穏やかな状態なので今の状態を保つのが宜しい。
× 凶:該当の用事の縁起が悪い。
×× 大凶:該当の用事の運勢や縁起がこの上なく悪いこと。月破の日。
早見表に記された使用頻度の高い五つの用事に対する、これらの五段階評価を参考にしていただき、日選びに活用してください。
開市……新しいビジネスの開始日、新しい会社の開業日。
立券交易……商品、品物の売買に関すること。商品の販売日、契約日にも良い。
修造動土…… 住宅の建築に関すること。地鎮祭の日取り。建築の施行、着工をする日。ガーデニングの土いじりなども含む。
嫁娶……結婚、結婚の日取り。
出行……外出から旅行までお出かけに関すること。旅行、乗船、乗り物の搭乗、観光、出国の出発日。
これまで、これらの常用用事が・・・
「娘の結婚式を選びたいのに二か月くらい結婚式の吉日が出てこない」
など、主要な用事が吉となる日が二か月に一回も出て出来ないなど、これまでの日暦は厳しすぎる日暦だったため、主要な五つの用事に関しては、その審査方法と基準そのものを見つめなおし作り直しました。( ノД`)シクシク…
また、これまで使用頻度が低かった「烏兔時辰表」をあらためて、即座に重要な用事の日取りを選べるように新しい欄「日常用事早見表」を設けました。
これによって、「開市」「立券交易」など、ビジネスで必要な用事が、忙しい人々も即座にビジネスで有利な日選びが可能になりました。
大幅な改善によって、忙しいビジネスマンが文字が小さい吉事と凶事を虫眼鏡でにらめっこして
「よし!この日は凶事に開市が載ってないから大丈夫だ!我が社の新作発表を!」
ということが多くの人に多々あったことでしょう。( ノД`)シクシク…
そういった作業から解放されるだけで、「日常用事早見表」は価値があると思います。
特に【鍾福堂】 通書は、「擇日」(日選び)の目的とする用途を「方位」と「時間」の二つの概念に整理し、見やすく使いやすく編纂してあるところに特徴があります。これは対本で発行されている通書にもない新たな特徴であり、緻密な精査と分類によって作成されています。
また、日々の研究から得られた成果を毎年の通書に込め、年々パワーアップしていけるように精進しております。2025年度版のどこがパワーアップしたのかを毎年購入している通の皆さんに発見してご愛顧いただければ幸いです。
はじめに
「日を択(えら)ぶ」ことを「択日」といいます。「択」は「擇」の略字です。「択日」という表記では、この「日を選ぶ」ことの重みが伝わってこないので私は好んで、「擇日」と表記しています。「擇」の本来の意味は、「よいものを選び取ること」です(大漢和辞典)。
日を選ぶのに際して、「よいもの」とは何でしょうか?
多くの人は、「吉日(きちじつ)」を挙げることでしょう。
それでは、この「吉日」とは何でしょうか?
一般的には、「めでたい日。運のいい日。縁起のよい日。物事をするのに、日取りのよい日。」などとされていますがふとここで疑問に思うことがあります。
運のいい日とか、縁起のよい日とか、そもそも何なのか?
そもそも、どうやって決まるのか?
というのも、多くの人がこのような質問に答えられなくても、慶事(結婚や出産などの喜びごと)の手紙や文章の中で、この「吉日」という言葉を日常で使っているからです。しかし、縁起が良い日、またそのような日がどのように定められているのかを多くの人が知りません。
ここで文化が大きく関係してきます。日本文化の中で、縁起のよい日、つまり「吉日」として慶事の手紙にしたためたりされるのは、「大安」「一粒万倍日」などが有力です。これは日本でのみ適用される「吉日」です。
しかし、私たちは縁起の良い日なるものを考えるのに、果たしてその日は本当に吉日なのだろうかと、もっと縁起について、ついつい気にしてしまうのが人の心理であり、探求心ではないでしょうか。
縁起が良い日がどのように決定されるかを具体的に答えるのが「日を択ぶ」ことである擇たくじつ日学です。そして、擇日学によって割り出される日々の縁起を誰もが手軽に読める便利帳にしたのが「通書」なのです。
本書では、中国で研究され毎年刊行されてきた一年365日の「日選び」の縁起について説明する「通書(つうしょ)」の世界を皆さんに伝えたいと思います。これは日本初となる日本語版「通書」となります。
本書「鍾福堂通書(しょうふくどうつうしょ)」について

鐵筆子の嫡男として、鍾進添老師は父上の鐵筆子と共に1968~2002年まで毎年発行していた『鐵筆子民暦』(五福堂)は、台湾では非常に有名で人気がある通書でした。この『鐵筆子民暦』のような素晴らしい擇日文化が継承されずに途絶えていってしまうのは非常に残念なことに思い、弟子であるわたくしが、このような「日選び」の文化を日本に文化伝播したいと考え、この度、日本で通書を発行することになりました。また、鍾進添老師には日本で通書を発行するに際して、通書の習わしである、その通書の正統な系譜である、誰から学び伝授されたかをあらわすものとして、書名を命名してほしいとお願いしたところ、鍾進添老師のお名前の一字を使わせていただく許可を拝受し、「鍾福堂通書」と命名していただきました。
五福堂から鍾福堂へ、鍾進添老師から山道帰一へと伝えられた擇日文化をより多くの人たちが有意義な「日選び」をする文化として享受し、「時間」の縁起を推し量ることができるようにという意図が成功していることを願ってやみません。
日本で発行する唯一にして初の通書である本書の作成に携わってくれた弟子であり、鍾福堂のメンバーである河野宗智、大槻直子、武藤茅末、高橋多恵子、織路由麻、内山美樹、編集の初鹿野剛氏に感謝申し上げます。
にほんブログ村ランキング
コメント
流財・財離というお金を使わないほうがいい日を知りたくてこちらの通書を購入しました。
しかし、ざっと見たところ書かれていないようです。
詳しいYoutuberの事務局に問い合わせたところ、台湾版の通書には、流財・財離が掲載されているようですが、翻訳する際に削除したのでしょうか?それとも私の見落としでしょうか?
もし宜しければメール頂けると大変うれしいです。
土橋健太郎 |
[URL] | 2024/11/08 17:00:12
財離についてはこちらに説明しています。もう、13年前に書いています。
http://blog.yamamichi.org/2011/10/post-774f.html
> 流財・財離というお金を使わないほうがいい日
何か勘違いがあると思うのですが、流財は「退財」(財をなくす)という解釈ではありません。例えば、『選擇求真』という擇日の古典では次のように書かれています。
流財者,財星流行之義,與月財相似,非退財也。用之得法,反主進財,所謂捉著流財財便發是也。
流財とは、財星が流行するの義である。月財と相似する。退財に非ざる。これを用いて反って進財(財が入る)ことを主る。所謂、流財を捉えて財は便ち発する。
このように台湾版の通書を参考にする人も多いとは思いますが、そもそも、その(誰かわからないですが)Youtuberのように、鍾福堂通書に財離が別名で書かれているのに、書かれていないと思い込んでいるように、一つ一つの神殺の原理から意味について正しく理解していない人が多いです。
また、それぞれの通書の発行元が違うように、それぞれの通書に通書作成者の意図があり、選択する神殺も異なります。古典ごとに同じ名前の神殺ですが、意味が全く異なることもあります。そもそも、全ての通書が全く同じ神殺しか採用しないのならば、毎年異なる発行者や作者が通書を作る意味がありません。
この様に「通書」とは作成者たちが、どういう系譜でどういうことを伝統的に習って来て、どういう神殺やまたその神殺との相性を採用するかは、どういった古典を根拠にしているか各派によって異なるわけです。
例えば、『協紀辨方書』では、選択する事項の「用事」として、「御用六十七事」と「民用三十七事」が記載され、根拠はそれまでの既刊『通書』などに掲載されていた「通書選擇六十事」などを挙げ、通書の「用事」の用い方にも「御用」「民用」の違いがあったことも指摘しています。
そのため、「通書」は伝統の習わしとして、表紙に系譜を書いています。例えば、台湾は「洪潮和」の系譜をうたうものが多いです。ちなみに、鍾福堂通書は「五福堂」(鐵筆子→鍾進添老師→山道帰一)という系譜です。
私だったら、何の伝統的な系譜にも属していない人のいう言を無条件に信用したりはしないです。
だから、いつも皆さんが変な詐欺に遭わないように、一つだけ注意することを教えています。五術の伝統社会ではその人のバックボーンがどういうものかは、その人がどういう老師(先生)から学んだかで明らかになるからです。
つまり、「あなたの先生は誰ですか?」と聞いて答えられなければ、少なくとも数世代にわたる系譜を持つ、五術の伝統社会の人間ではない独学の人間だということです。
転売ヤーのように台湾版通書を国内で売っている人たちが、自身の売っている、その通書の内容を理解していなくても、何ら不思議はないです。というのも、当然その通書の系譜でもなければ、恐らく何のバックボーンもないのですから。
山道帰一 |
[URL] | 2024/11/09 7:44:29
詳細にご回答ありがとうございます。
とても勉強になります。
誰を師に持つかということが大切なのですね。
私は、実業家でビジネスやプライベートに通書を生かしていきたいと思い購入しました。
占い師になりたいわけではありません。
通書の中身は興味がありますが、いまのところ詳しく勉強する時間が取れるわけではないです。
財離についての記事もありがとうございます。
財離は、著者の先生の本でいうところの、「九坎空焦」というのが書かれているのが当たるのでしょうか?
>流財とは、財星が流行するの義である。月財と相似する。退財に非ざる。これを用いて反って進財(財が入る)ことを主る。所謂、流財を捉えて財は便ち発する。
というのは、私は頭が悪く難しいのですが、流財というのは、財産が出ても入っても来る日という意味でしょうか?そういう意味では、お金を買い物やビジネス投資などに使ったほうがむしろいい日ということでしょうか?
また、先生の本の中で、流財は、どんな表記で書かれているのでしょうか?
土橋健太郎 |
[URL] | 2024/11/13 16:31:53
> 財離は、著者の先生の本でいうところの、「九坎空焦」というのが書かれているのが当たるのでしょうか?
はい、そうです。
> また、先生の本の中で、流財は、どんな表記で書かれているのでしょうか?
『鍾福堂通書』では、「流財」は、「流財方」として、「年流財」(年単位の方位)、「(月)流財」(月単位の方位)、「流財星」(月単位の方位)の三つの方位として扱っています。その説明は492、502ページを見れば載っています。
> 流財というのは、財産が出ても入っても来る日という意味でしょうか?
> そういう意味では、お金を買い物やビジネス投資などに使ったほうがむしろいい日ということでしょうか?
恐らく質問したい内容の対象は、いわゆる「日流財」という月支から日支を看て出す日家神煞のことと推察されます。鍾福堂通書では、『欽定協記辨方書』※『選擇通德類情』と同じく、「日流財」を採用していないです。
※『欽定協記辨方書』では「支退流財」を扱うがこれは
「日流財」は明代朱權(1378-1448)所編の『臞仙肘後經』に見出すことができます。
その内容は、次の用事を忌むと書かれています。
・買田地房產一切交易:土地、不動産の購入
・納財取債:貯金、納税
・出財放債:借金
> また、先生の本の中で、流財は、どんな表記で書かれているのでしょうか?
鍾福堂通書では、「日流財」を清代の『欽定協記辨方書』『選擇通德類情』と同様に採用していませんが、その意味は各日家凶神に散っていると言えるでしょう。
そのため、次の様に答えるとわかりやすいかと。つまり、「日流財」は、次の日家凶神の名前で実際には『鍾福堂通書』に書かれています。
農暦月 月支 日流財 日家凶神
正月(寅月) 亥 劫煞
二月(卯月) 申 劫煞
三月 (辰月) 巳 劫煞
四月 (巳月) 寅 劫煞
五月 (午月) 卯 天火
六月 (未月) 午 天火
七月 (申月) 子 死気官符
八月 (酉月) 酉 天火
九月 (戌月) 丑 月虚(月殺)
十月 (亥月) 未 往亡
十一月(子月) 辰 死気官符
十二月(丑月) 戌 鬼隔
農暦の正月(寅月)に、『鍾福堂通書』で「劫煞」と書かれているのが「日流財」です。
農暦の二月(卯月)に、『鍾福堂通書』で「劫煞」と書かれているのが「日流財」です。
農暦の三月(辰月)に、『鍾福堂通書』で「劫煞」と書かれているのが「日流財」です。
農暦の四月(巳月)に、『鍾福堂通書』で「劫煞」と書かれているのが「日流財」です。
農暦の五月(午月)に、『鍾福堂通書』で「天火」と書かれているのが「日流財」です。
農暦の六月(未月)に、『鍾福堂通書』で「天火」と書かれているのが「日流財」です。
農暦の七月(申月)に、『鍾福堂通書』で「死気官符」と書かれているのが「日流財」です。
農暦の八月(酉月)に、『鍾福堂通書』で「天火」と書かれているのが「日流財」です。
農暦の九月(戌月)に、『鍾福堂通書』で「月虚(月殺)」と書かれているのが「日流財」です。
農暦の十月(亥月)に、『鍾福堂通書』で「往亡」と書かれているのが「日流財」です。
農暦の十一月(子月)に、『鍾福堂通書』で「死気官符」と書かれているのが「日流財」です。
農暦の十二月(丑月)に、『鍾福堂通書』で「鬼隔」と書かれているのが「日流財」です。
また、同じ「流財」と名前がつくものだけでも、『鍾福堂通書』が扱う年家凶方の「年流財」、月家凶方の「(月)流財」と「流財星」の三つの「流財」が名前としてつく方位、更には『欽定協記辨方書』で扱う「支退流財」という年家方位、そして、『臞仙肘後經』では「(日)流財」という日家凶神といった具合に、異位同名のものがたくさんあるのです。
結論として、他所の通書に掲載されていて、こっちには掲載されていない、また逆にこっちに掲載されていて、あっちの通書には掲載されていないなどと言われても、通書ごとに何の神煞を採用し、何の神煞を採用しないかは全て作成者の採用する古典から意図に到るまで全てが異なっているわけです。そのため、台湾だけでも今でも何十種類も作成者が異なる「通書」が毎年発行されているわけです。全て同じ内容ならば「通書」は一種類だけあれば十分でしょう。
山道帰一 |
[URL] | 2024/11/14 3:23:40
とても丁寧に説明して頂きありがとうございます。
通書ごとに、異なる採用をしているということは知りませんでした。
流財が、先生の本では、そのまま使われていないにもかかわらず対応した凶神を月ごとに教えて頂きありがとうございます。
参考にさせていただきます。
最後にもう一つだけお聞きしても宜しいでしょうか?
>「日流財」は明代朱權(1378-1448)所編の『臞仙肘後經』に見出すことができます。
>その内容は、次の用事を忌むと書かれています。
>・買田地房產一切交易:土地、不動産の購入
>・納財取債:貯金、納税
>・出財放債:借金
ということは、買い物やビジネス投資にお金を使うことは良くないとは言っていないということでしょうか?
Youtuberの方の言っていることと違うので、何でも信じたらいけませんね。
土橋健太郎 |
[URL] | 2024/11/16 21:48:54
> ということは、買い物やビジネス投資にお金を使うことは良くないとは言っていないということでしょうか?
はい。『臞仙肘後經』に書かれている説明のとおりで、何でも買い物関係全般全てに良くないなどと一言も書かれていません。あくまで、買い物の中でも、「土地、不動産の購入」が宜しくないということだけです。
また、「ビジネス投資にお金を使うことは良くない」という文言もどこにも見られません、あくまでも「借金」が良くないので、証券会社から資金や株式を借りて売買を行う信用取引などは宜しくないという解釈になるだけです。
> Youtuberの方の言っていることと違うので、何でも信じたらいけませんね
ちなみに、そのYoutuberが誰か知りませんし、興味も無いですが。質問内容から察するに、根拠となる出典もなく、漫言放語だけのYoutuberを信じるのはいかがなものかと。少なくとも私はここまでに、全て根拠となる出典を明確に示しています。
次回からは、私ではなくそのYoutuberに根拠となる出典はどういった古典であり、どこを引用して、どう翻訳して、どうやってそういった解釈になったかを詳しく聞いてみるとよいでしょう。その一連の過程から、適当か、妄想か、或いは嘘かが明確になるはずです。
山道帰一 |
[URL] | 2024/11/17 0:21:04
「日流財」について、誤解をしていたことに気づきました。ありがとうございます。普通の買い物やビジネス投資・金融投資などを避けることはしないようにします。
出典まで出して頂き、丁寧なご回答ありがとうございます。
先生のように確かな情報を根拠に活用していきます。
土橋健太郎 |
[URL] | 2024/11/30 22:01:43
2023年から購入させていただいております。みなさんのレベルが高く、使いこなせている方が多い通書なのでしょうが、正直私には全く分からず今回◯✖の早見表を載せてくださって大変助かります。この項目をどうか来年もっと増やしていただけないでしょうか?例えば病院に行くのに良い日や手術に良い日など付け加えてくださると大変助かります。今後も素人でも分かりやすくしていただけると嬉しいです。
ヤマナカ |
[URL] | 2024/12/10 0:34:53
ヤマナカ様
いつも、通書をご愛顧いただき、ありがとうございます。
そうですね。簡易早見表は今後も充実させては行きたいです。
ただ、どこまで増やすかは紙面のスペースの兼ね合いから有限ですので、厳選していく予定です。
山道帰一 |
[URL] | 2024/12/10 9:06:32
25年版買いました、納車日は出行を選べばよいでしょうか。
かわの |
[URL] | 2024/12/13 18:26:52
かわの様
「納車日」に良い用事は「造車器」です。「造車器」と吉事に書かれた日を探してください。
例えば、2025年度1~3月までの「造車器」が吉事となる日は次の日になります。
1 月 9 日 ㊍
1 月 10 日 ㊎
1 月 16 日 ㊍
1 月 21 日 ㊋
1 月 22 日 ㊌
1 月 28 日 ㊋
2 月 2 日 ㊐
2 月 6 日 ㊍
2 月 14 日 ㊎
2 月 15 日 ㊏
2 月 22 日 ㊏
2 月 26 日 ㊌
2 月 27 日 ㊍
3 月 2 日 ㊐
3 月 7 日 ㊎
3 月 10 日 ㊊
3 月 11 日 ㊋
3 月 15 日 ㊏
3 月 19 日 ㊌
3 月 22 日 ㊏
3 月 23 日 ㊐
3 月 27 日 ㊍
3 月 31 日 ㊊
山道帰一 |
[URL] | 2024/12/14 2:06:14
初めて通書を購入させていただきました。
初詣に行きたいのですが、祭祀と祈福が吉事の日に行けばいいでしょうか?
また、吉事に祭祀と祈福がある日の出行が×の場合は別の日にした方が良いのでしょうか?
カマタ |
[URL] | 2025/01/09 14:25:44
そうですね。「初詣」ということで、用事は「祭祀」または「祈福」のどちらかになります。
祭祀:寺や廟を参拝、拜拜(神仏を拝むこと)に適した日。
祈福:神仏に福が下ることを祈求(神仏に希求)すること。寺や廟で求願すること。
吉事に「祭祀」または「祈福」がある日のお出かけが宜しく、凶事に「祭祀」または「祈福」がある日は、別の日にあらため方が良いです。
「吉事」と「凶事」のどちらにも「祭祀」または「祈福」が書かれていない日は、特にこれらの用事に注意すべき吉凶のどちらもないということで、その日も使用不可というわけではないです。
ただ、どうせならば縁起の良い日に「拜拜」(神仏を拝むこと)したいですね。
山道帰一 |
[URL] | 2025/01/11 12:38:04
通書では、とてもお世話になっております。
「こうさせいさつ」という凶日は、先生の著書では記載がありますでしょうか?別名でしょうか?
シンカ |
[URL] | 2025/01/14 16:44:34
ひらがなで聞かれても・・・どのような漢字でしょうか?
山道帰一 |
[URL] | 2025/01/14 22:46:39
失礼致しました。
こうさせいさつは、「紅させい殺」という凶日で、
さは砂に似ていて確かさんずいだった記憶があります。
せいは、通書でも出てくる難しい漢字です。
明確でなくすみません。
シンカ |
[URL] | 2025/02/01 14:55:03
「正紅紗日」は、『鍾福堂通書』では採用していないです。
「正紅紗日」は擇日の古典としては『崇正闢謬通書』『剋擇講義』で、採用されており、踏襲している通書もありますが採用していない擇日古典も、もちろんあります。
「四孟金雞四仲蛇,四季丑日是紅紗。惟有孟仲合吉用,季月逢之俱不佳」
孟月(寅月、巳月、申月、亥月)の酉日、或いは酉方→吉して用いる
仲月(卯月、午月、酉月、子月)の巳日→吉して用いる
季月(辰月、未月、戌月、丑月)の丑日→嫁娶を忌む
嫁娶において紅紗を犯すのを忌みます。但し、季月の丑日においてのみ。
清乾隆年間に編纂された『協紀辨方書』『選擇通德類情』では、「正紅紗日」は削除され採用されていません。削除される原因は理論的根拠がないからです。
台湾の擇日研究家の劉賁氏が述べるように「紅砂日は偽の殺とする論がある」(紅砂日有論偽殺者)ということなのでしょう。
また、鍾福堂通書の系譜である鍾進添老師も近著『擇日大鑑』で「紅砂日」を嫁娶の説明において採用していないです。
https://x.gd/MuANt
「神殺」を無秩序に何でもかんでも採用していることが素晴らしいというのではなく、寧ろ複雑になり矛盾が多々生じるだけでしょう。過去に「通書」菅家の古典籍で出てきた全ての神煞を採用すれば、それこそ矛盾だらけで収拾がつかなくなることでしょう。だからこの場で何度も言うように、「通書編纂者たちの思惟による神煞の採用こそが、その通書の最大の特徴」なのです。
2025年度の季月丑日の「正紅紗日」は次の通りですが、『2025年度版鍾福堂通書』でも、「正紅紗日」の該当日は【凶事】に嫁娶が入り、「嫁娶を忌む」ので、「正紅紗日」と書かれていなくても同じことになっています。
4月14日 ×嫁娶を忌む
4月26日 ×嫁娶を忌む
7月7日 ×嫁娶を忌む
7月19日 ×嫁娶を忌む
7月31日 ×嫁娶を忌む
10月11日 ×嫁娶を忌む
10月23日 ×嫁娶を忌む
11月4日 ×嫁娶を忌む
私的には季月丑日の「正紅紗日」のうち、未月丑日、戌月丑日の月日の関係は「刑」でもあり、「刑」ならば嫁娶を忌む理論的な整合性はとれ、採用は考えてみる価値はあると思います。ただ、私たちの作っている通書は既にかなりの神煞を駆使し、審議もかなり厳しいので、より嫁娶に使える日が減ってしまうのではないかという懸念はあります。
山道帰一 |
[URL] | 2025/02/01 23:16:14
お世話になっております。
日々、通書を活用させていただいております。
2025年版、2月18日(火)は吉事と凶事が同じ内容となっていますが、この日の行動はどのように解釈したら良いでしょうか。
お手数をお掛けして申し訳ありませんが、ご回答いただけましたら幸いです。
よろしくお願いいたします。
橋本 |
[URL] | 2025/02/04 11:44:52
私たちが提出したファイルと異なったものがこの日に見られます。恐らく出版における文字組みの流し込みの際に出た間違いだと思います。
これが正しい2025年2月18日(火)の【吉事】は掲載されている内容で間違いが無いです。
問題は【凶事】が誤植となっています。
こちらが2025年2月18日(火)【凶事】ですので、ご確認いただければ幸いです。
2025年2月18日(火)
【凶事】
1 開光、塑繪、解除、2 出軍、上官赴任、受封、入学、詞訟、赴挙、應試、求医、療病、針灸、臨政、親民、偃武、鎔鋳、断乳、治病、3 進人口、口舌の災い、4 裁衣、合帳、5 修造動土、上梁、帰岫、架馬、開柱眼、修置産室、造牌坊、苫蓋、6 開市、立券交易、納財、鼓鋳、経絡、7 栽種、納畜、耕種、8 諸事に不利、客に会うのを忌む
2026年度版からはゲラの段階でこの様なミスを発見できるように鋭意努めていきたい所存です。
山道帰一 |
[URL] | 2025/02/05 0:23:50
返信が遅れてしまい申し訳ございません。
「正紅紗日」とのお返事は、「紅させい殺」のことに関するお返事でしょうか。間違っていたら申し訳ございません。
先生の通書では採用していないこと理解できました。
にも関わらず、他の通書での日にちを教えて頂きありがとうございます。
ただ嫁娶を忌むとあるので、結婚以外の事柄で凶となることは無いのですね。勘違いをしておりました。月破大網のように全般的に凶日と勘違いしておりました。
ご丁寧にありがとうございました。
シンカ |
[URL] | 2025/02/16 21:30:27
> 「紅させい殺」
漢字が不明ですが、恐らく「正紅紗日」で間違いないでしょう。
山道帰一 |
[URL] | 2025/02/19 17:53:18
紅沙生煞でこうさせいさつだと思いますが
採用されてますか?
|
[URL] | 2025/03/24 15:33:12
> 紅沙生煞でこうさせいさつだと思いますが
採用していないです。というより、この「紅沙生煞」なるものを採用している通書を見たことが無いです。どの通書に掲載されているのでしょうか?
ちなみに、「正紅紗日」に関しては上で説明した通り。
山道帰一 |
[URL] | 2025/03/24 16:05:16
「紅沙生煞」について、ご回答ありがとうございます。
あるYoutubeで見たのですが、通書とは、関係ないのですね。「月破大網」と似たような、能動的に行動するのを避けるといい日にちとして紹介していたので、知りたかったのですが、失礼致しました。
シンカ |
[URL] | 2025/03/25 19:21:34
なんか、ここにちょくちょくYoutubeで見た謎の神煞について質問がありますが、そもそもそ、そのYoutuberにどの通書にその神煞が掲載され、どのような意味かをその人に直接聞いた方が早くないですか?
或いはYoutube限定の神煞なのでしょうか!?(笑)
山道帰一 |
[URL] | 2025/03/26 3:29:43