新年明けましておめでとうございます。
暦の上でも、乙未年も残すところわずかとなりました。
昨年は私にとって偏印もめぐってきて、五術書籍の執筆が大分進みまして、擇日、四柱推命、奇門遁甲などの書籍の執筆を終え、更に中医学本の翻訳も一冊してしまうという具合に一気に加速し昼夜の別は無く書き綴る作業をこなしていました。
既に原稿を幾つかの出版社に提出済みなので、今年は昨年書き溜めていたものを順次世に問えそうです。
昨年を振り返るに、今にして思えば忙しかった。四柱推命講座を開催し、その後続けざまに年末もずっと台湾で鍾進添老師からのマンツーマン講義で学習にも明け暮れ、台湾には年四度ほど行きますが、濃密な講義に毎度楽しみながらも、かなりくたくたにはなりますね。
昨年末に台湾に着いて驚いたのは台北の松山空港の温度計。29度だったのには驚いた。
暖冬の影響と温度差が身体の負担にはなりますが、郷に入っては郷に従えと、暖冬を楽しんで過ごしておりました。
まさか真冬の台湾を半そで、いや下着で過ごすことになるとは。また山道清バージョン。(笑)
帰国後、年が明けて年初は昨年おこなった内部生用の奇門遁甲講座の続編のパートⅡをこなし、やがて奇門遁甲を風水で応用する際に必須となる「剋應」(予兆)の解説やその他重要な概念や技法の解説を終えました。
そもそも、戦争に使用されていた奇門遁甲、やがて時代が下り、民衆の生活文化の中から活用できる方位術として用いられはじめ、実に多彩な奇門遁甲の姿が現代では様々な古典から見出すことができます。
特に三合派は「透地奇門」、三元派は「奇門玄空大卦」として、その奇門遁甲における方位術が宅の坐向にあわさり発展をとげたのは、特筆すべきそれぞれの風水学派に奇門遁甲の知恵が合わさった姿であり、更なる研究が待ち望まれる分野であります。
鍾進添老師の指導のもと、研究を開始した「奇門玄空学」。今年は確固たる研究方針のもと、大体の謎が解けそうであります。
この度は、色々とこの分野に関する質問があって鍾進添老師のもとを尋ねたのですが。
みたいな感じで、非常に難解な操作を必要とするデバイスの箱を開けたら、解説書が無かったみたいな立ち居地からスタートしましたが、まあ研究方針が一番大事なので、いつもご指導頂き感謝であります。
本年も、実践と研究を深めてまいりたいと思います。
皆さんにとっても、素敵な一年になりますように!
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