我が家に届いた『風水がわかる本』。
片手でつかめ、値段も手ごろなこの本は、きっとまだ販売されていないはず。
「ふむふむ、オモシロ~」と読み耽ったり、前作との違いを探したりと、楽しみ方はイロイロ。
えっ、前作って何だよ?ヽ(`Д´`)ノ
って知らないアルかー!? (゚ロ゚;)
この『風水がわかる本』は、あのかの有名な学研が誇る名作・エソテリカシリーズの『風水の本』に再編集をし、リニューアルされた新作本アルヨ。
サイズがちょっと小さくなってシリーズ名も「エソテリカ・ライブラリー」と変ったアルネ。
1998年12月20日に発売されて以来、順調に版を刻み(たぶん)、2012年6月12日にもう一度生まれ変わって世に問い直すことになった『風水がわかる本』。
思えば1998年、この本が出た次の月に私は既に日本を離れて台湾に留学しに行ったんでした。懐かしい思い出と共に蘇るリニューアル版への感慨もひとしお。
思えば当時からまともな風水の本が全然無くて、日本でちゃんとした風水は学べないと悟って台湾へと飛んだ、若かりし頃。あれから、もう丸々13年間も経ったのだと。『風水がわかる本』と共に『風水の本』を取り出して、ふと思い出した、はじまりの時代。そんな13年前でも、風水をまじめに世に伝えようとしていた本があった。それが『風水の本』だったことを覚えている。
そして、当時の僕といったらエソテリカシリーズの愛読者だった。
そんな一読者がいつの間にか、一人の執筆者としてこの『風水がわかる本』にページを割り当てていただけたのはとても嬉しいことだった。
今では、すっかり日本語でか書かれたものといったら漫画くらいしか読まなくなって。
五術関連の本はもっぱら、中国語のものしか読んでいなかったから新鮮だった。
家の本棚隅から隅を探して見つけた。かつてのエソテリカシリーズ。
う~ん。実に感慨深い。
また、この本のつくりこみの段階の今年の4月から5月まで私が台湾にいたということもあり、ドタバタしながら移動の合間、そして帰国してホテルに着くと担当編集から構成までしてくださった執筆者の一人でもある
本田不二雄さんが、ロビーで待ち構えていてくださり、取材を終えて完成した『風水がわかる本』「第3部 風水の実践法」。
二人でホテルの部屋で台湾から持って帰ってきたばかりのお茶を飲みながら、
山道:「このお茶すごいでしょ?」
本田さん:「すごい、すごい。それで、次の質問なのですが・・・」
とか語り合いながら(笑)、質問に答えていく形式などをとりながら、よくまとめ上げてくださったなと、相変わらずの本田さんの文筆力に感動した。(俺も漫画ばかり読むのもうやめようかな)
きっと締め切りに追われてブラックアウト寸前の状態だったはずなのに(取材中も編集部から電話がかかってきていた(´A`。) )、きっちりと仕事を仕上げる姿勢は文にかかわるプロそのものだった。かくいう私もその時、幾つかの本が既にモチベーションの不足から締め切りのデッドラインを半年間ちかくズルッと過ぎていたが、自分の本を書き上げる勇気をもらった気がした。そしてこの本『風水住宅図鑑』は書きあがった。この本についてはまた改めて発表します。現在、ゲラ段階なので。
『風水の本』(1998年発刊)から13年間が過ぎて、再編集と内容の訂正を受けて完成した『風水がわかる本』を皆様に熱烈に推薦いたします。序章から第3部までの四部構成で、「第3部 風水の実践法」は私が担当しました。
「邪気封印!日本人はまだほんとうの風水を知らない!」
「本当のことだけをやればいいんだ」と自分に言い聞かせて。
前作と比較するに、担当者たちがそれぞれ13年間で学んだものが反映されている気がいたします。実に前作と比較しても愉しいシリーズとして生まれ変わりました。どこが前作と違うか探してみるのもいいでしょう。6月12日発売です。
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