帯の見出しが渋い!
「あなたの使っている数字には吉凶があった!」
カワイイ文庫サイズの大きさがいい感じ♪
とりあえず、自分のケータイ番号の下四桁を思わず探す。
ちなみに、この本は四桁の数字から吉凶を割り出す。もし一桁の数字の吉凶を知りたいならば、零0を三つ末尾の数字の前に加えて四つの数字に変換する。二桁ならば二つの零を二桁の数字の前に加え四つの数字にする。三桁ならば一つの零を三桁の数字の前へ加え四つの数字にする。という具合に四つの数字にし変換して吉凶をみるのだ。
ケータイは四桁の数字を持っているので、ダイレクトに下四桁の数字を本の対照表1から探す。
私のケータイ下四桁の5888を発見!
「おっ、この本わかってんじゃん!」と思わずほくそ笑む。(*´ー`) フッ
しかし、大吉とわかっても、その意味とか内容とか人は気にするものでしょ。それが占いだよね。
次は、その占いの結果について、対照表2から対照表1で四桁の数字から出てきた「くじ」番号で調べる。247はと。あった!
「おっ、この本わかってんじゃん!」と、またまたほくそ笑む。(*´ー`) フッ
こんな感じですべての数字を易をベースに作り出された384のくじ(384爻)番号に変換して、易から象意をもってきた占いを愉しむ画期的な一書が!
なのです!台湾で重版を重ね続け、爆発的に売れ、現代の台湾庶民文化となった本書を占い好きの人たちに推薦します。
ということで、この本の「日本語版発刊にあたって」で、私も序文を寄贈しています。
いつもの如く長い序文なので(それてもカットされたんだけどね)、この本の紹介部分だけ引用します。
数字にまつわる異文化の象徴的な思考をもって、めくるめく縁起の楽しみを拡張したいみなさんにご紹介するのが、本書『中国式ラッキー数字占い』 です。アジア圏に共通の「易」によって縁起ぎ担ぎをトコトン追求したのが本書なのです。
中国固有の術数*文化である五術には二つの側面があり、真面目で堅苦しい学習と実践による追求と縁起派生の研究によって体得できる裏側に隠された隠微な文化形態のものと、誰もがオープンに楽しんで学べ、すぐに使いこなして遊べる庶民文化、宗教文化として根付いている縁起をもつ表側とも呼ぶべきものの二つです。
本書は台湾五術界のアイディアマンとでも呼ぶべき、私の朋友でもある黄恒堉(こうこういく)先生の人気シリーズの一つであり、先に述べた二つの側面が見事に融合されています。五術を特殊な専門家のものと割り切るのではなく、もっと庶民文化としての「占い」の楽しみや、遊びがあることを私たちに教えてくれるでしょう。このような遊びは文化圏を問わず誰もが無意識のうちにすることであり、本書を通じて、異文化の象徴的な思考によって新しい数字の縁起を楽しんでいただければ幸いです。
2012年5月28日
山道 帰一
*【術数】陰陽・卜占( 占い)・暦数などの諸種の術のこと。
そうなんです。著者の黄恒堉先生は、とても礼節厚く、私にとって先輩でもあります。
本書『中国式ラッキー数字占い』 は、中国五術教育協会の理事長を務める洪富連大師の序もついております。つまり、台湾五術界のお墨付きの一冊ということになります。
黄恒堉先生は、洪富連大師のお弟子さんで、洪富連大師と鍾進添老師が懇意にしていますので、その兼ね合いで黄恒堉先生とは親交があります。
私は庶民文化の占いという五術文化を否定していませんよ。
ほら、この本に序文だって書いているのですから。(^□^*)
この本で、銀行口座の番号からカード番号、自宅の電話番号、ケータイ番号、などの数字の吉凶を調べたり、これから使いたい数字を選んだりと、とっても楽しく遊べる本です。
是非、本屋で手にとって気に入ったら買ってくださいな。
発売日は8月18日です。<(_ _)>
ちなみに、私の寄贈した序文にはレイモンド・ロー先生から直伝の楽しい数字あそびなどについても書いてあります。
是非、ぼくとロー先生の日常にある楽しい占い実践方法を読んでみてください。きっと、笑えます。(○゚ε゚○)
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