最近、忙しさにかまけて、すっかりブログの更新を怠ってしまいました。
相変わらず元気にしておりました。どのくらい元気かと申しますと。
最近の近況報告としては毎年6月に北海道は滝川・赤平周辺で開催される100kmウォークに参加して来ました。
主催の空知単板工業株式会社によって、2013年第12回チャリティー100kmウォーク大会は6月15・16日に実施されました。
何で、参加したかというと北海道でお世話になっているCS対応できるほどの安全度の高い無添加の材木を卸してくださっている、私の材木に関する師匠的な存在からのお誘いで、参加を決めました。
参加して知ったのは、まず参加者が1000名近かったことと、この100kmという試練をクリアーしないと、北海道における材木を扱う業種の世界では、仲間とみなされない風潮が有ることを知りました。(笑)
まあ、どの業種にしろ、その業種内での風潮というものはあります。外部の者を容易に内部に取り込まないようにする風潮は五術世界は特に顕著ですしね。
山道、頭を坊主にして気合で臨んだ一戦となりました。
参加する前に考えたのは、
「100kmって長いよな。」
とか、
「でも、人間が生まれてしばらくして一番練習してきたものって"歩く"ことだよな。」
とか、色々とイメージトレーニングだけは入念にして臨んだ28時間の時間制限付100kmウォーキング。
と言うのも、ブログもご覧のとおり更新できないくらいに、スケジュールが過密すぎて、物理的に練習する日が1日しか取れずに、30km(本当は20kmコースでしたが分岐点間違えて30kmに)を一本だけ北海道に飛ぶ寸前に練習して行きました。
これで100kmに臨む靴の選定と、ペース配分だけはしっかりと掴みました。
イメージトレーニングで気にかけたのは、ペース配分でした。
また、安定した速度(時速5km)で必ず完走できるという手応えだけは感じていました。
「これは、行ける!」
と、何だか嬉しかったです。
第一チェックポイントまでの距離が一番遠くて、30.5kmあります。
ここまでのウォーキングは既に体験済みで、ここから先が未知の距離として始まりました。
常に心がけたのは、「安定したスピード配分」でした。
人間の無意識の特徴として、信号で止まっている時に誰かが動いたら、赤信号なのにつられて動いてしまった経験があるかもしれません。それと同じで、前にいる人のペースもわからずに歩いていけば大変なことになります。
そこで万歩計と時間の計測をしつつ、今のペースが早いか早すぎないかというのは、とても気にかけなくてはならないところでした。
100km、決して初めて臨む人にとって楽な距離ではありません。
自分の生まれてからこの方一番多く練習した「歩行」を信じて、一歩一歩が確実にゴールに繋がると信じ、雨の中、炎天下のもと、日が暮れても歩き続けた、そんな100kmでした。
気が遠くなるような真っ直ぐな道が続く、第5~第7までの約25kmが真夜中ということもあり、魔の第7チェックポイントは、一番の山場だったと思います。
運営者及びサポーターたちの真心のこもった各チェックポイントでのマッサージや、炊き出しによって、心は暖められ、夜通し歩いても、次のチェックポイントにたどり着くことが楽しみで、がんばることができました。
この競技は参加者だけでなくサポーターたちにも同じように多大な労力を要する大会だったと思います。
サポーターの皆様に改めて、感謝であります!
夜はヘッドライトの明かりを頼りに、突き進んだ100kmウォーキング。
チェックポイントの灯火求めて、次のチェックポイントまでをかぞえうたした100kmウォーキング。
炊き出しがどれも美味しくておかわりした100kmウォーキング。
全部のチェックポイントでマッサージサービスを受けて元気をもらった100kmウォーキング。
この大会参加のお誘いをいただきましたウッドクリエイトの皆さま、運営者の空知単板工業株式会社の皆さま、ボランティアでサポーターをしてくださった皆さま!
ありがとうございました!
精神力の鍛錬としても、素晴らしいこの競技に参加させていただき、ありがとうございました。
初参加ですが、お蔭さまで100km走破し、イメトレ通りにゴールまで完走できました!
大会関係者の皆様、大変お世話になりました。もう次回は「100kmリタイアしたら来年も参加する」という公約のとおり、参加しないかもしれませんが(笑)、ぜひこの素晴らしき精神力の見せ場である100kmウォーキングを今後も続けていって欲しいと思います。
ぼくは幸運なことにウッドクリエイト二代目の森彦さんが一番のサポーターとして私の最も身近にいて共に100kmの道のりを歩いてくれたのが、勝利の鍵でした。森彦さん、ありがとうございました!あなたが一番のサポーターでした!
私も見せ場を幾つか、作りましたでしょ? 意外と自分に体力が、まだまだあることを改めて知りました。(笑)
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