中国の最高学府である北京大学の文化資源研究に易經應用所という研究機関が開設された。設立にあたっては、台湾の洪富連老師などが尽力し、第一回となる学術交流【世界周易"宅第之門"高峰論壇】が5月13、14日に開催されました。
この度、この論壇に招請され、久々に中国に赴くことに。論壇は南京で開催された。
論壇のお題は、陽宅の「門」における各派の風水学理を問うもので、論文提出をし、研究発表という一連の流れの中で行われた。
私の提出した論文は、玄空飛星、奇門遁甲における「門」に対する術理を比較研究し、発表してきました。もろちん、中国語の論文に中国語での研究発表です。
発表は初日の二番手で、この手の論壇で過去に論争などもあったので、今回はクールに無難に終えるのを終始課題として淡々とこなして、坦々と終えました。
持ち時間が15分なので、印象としては皆さんプレゼン資料をモニターに映して解説しながら研究発表をサクサク終えたという感じでした。
和気藹々とした雰囲気で、気持ちよく発表をすることができた論壇でした。ご招待していただいた洪富連老師に感謝であります。
お蔭様でのびのびと発表することができました。毎度、この手の論壇ではハプニングが起きたりするものですが、流石は北京大学主催です。素晴らしい学術交流の場になったのではないでしょうか。
「風水」に関する論文で、こうやって北京大学の証書というのは、近世に起きた中国の歴史を振り返れば、不思議な気分ですね。
時代が変わりつつあるのだと感じます。
今後ますます、こういった学術発表や研究が盛んになることを願って!
願うことならば、日本国内の大学機関でも、五術の発展に寄与できるような論壇を開催していただきたいものです。北京大学ではすでに開催されているのですから日本でもいつの日か。きっと!
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