2009年6月15日 (月)
たくさんのありがとう！
昨日、東京講演会を終えました。これで、当初予定していた日本国内の主要都市のうち、三箇所をクリアーです。
参加してくれた皆に言いたい！「ありがとう！」
ここで行われた内容が、一人一人に実りあるものであって欲しい。大地から芽吹くものがあるように、人間の中から芽吹く目覚めがあると信じている。
そのためには、ある振動数を自分の中で発生させて、それを人に伝える努力を怠ってはいけないというのが、自分の勤行みたいなものとなってきた日々である。
つまり、自分が熱くなければ、人を熱くすることなどできない。
それは、自分を愛していなければ、人を愛すことなどできないのと同じだ。
自分の見つめ続けた世界を人に伝える。
その時、同じものを見つめ続けようとしている。
それは、繋がり。
そう、大地との繋がりと同じく、人との繋がりを信じて、皆で模索している。
「世界は何のためにあるのか？」
この結論を自己完結において完成させることは容易い。
しかし、どうだろう。この結論を人との繋がりを信じ、自分と世界との繋がりから、答えを弾き出そうとする。そんな、弾丸みたいなバカがいてもよいことを密教の世界では支援しているのではないだろうか。
そして、それが大乗仏教の出した一つの答えのカタチ「慈悲」なのではないだろうか。緊密の密であると密教を説いた恩師は、「繋がり」を述べていたと私は解している。
風水の本質とは、風水という自然科学を通じて、世界を見つめ、繋がりを読み解くことにある。
なるほど、風水という言葉だけ引き合いに出せば、中華文化の賜物なのかもしれないが、風水師たちの為すべき仕事は、どの文化圏にもあったというのが私の見解だ。
それは、日本においても同じで、大和朝廷時代は、土師(はじ)と呼ばれる 葬式・陵墓・土器製作などを担当した氏(うじ)がいた。彼らは、社会と個の狭間に介在し、魂を鎮魂するシャーマンたちであった。
風水のよりクラシカルな本質を私は探している。そして、そこから汲み上げられる現代社会への警鐘とは何か？
もう、すでに各地域で講演会に参加された方々は、私が真に言いたかったことを認識してくれているのではないだろうか。
人類は迷っている。
でも、これから始まる多くの降り注ぐ陽射しがあって、だからこそ日陰もあって、そのすべてが意味を持って、互いを支えているのならば、我々はもっと光を感じれる。
風水がその陽射しの一つになることを祈っている。祈っていて、手をあわせているだけで、何もせずに手をこまねいているのではなく、足を使って、日本全国を行脚もするし、日本全国の格局集も作ろうと思う。
それは、恩師の張明澄先生もおっしゃっていた。
「太祖山の山峰の形を特定できなければ、竜の陰陽が定まっても、
五行を定めることができず、したがって、十干も特定できません。
竜の十干が特定できないから、竜と穴の組みあわせも見ることができず、
この場合昔から、竜は竜、穴は穴でそれぞれの良しあしを見るようにします。」
つまるところ、より広範な範囲における風水看法では、都合よく五星体(五行)で、自然界にあまねく姿・形あるものをと規定するのは、ほとんどの場合、不可能なのである。
そのため、もっともクラシカル(昔から)なスタイルの地理風水では、「竜は竜、穴は穴でそれぞれの良しあしを見る」ことに、経験則と傾向性をはじき出した形が重視され、格局と呼ばれる巒頭の図版集となる。
既に、日本に根付いていたもの、それを読み解く作業はかなりの量になってきた。
この貴重な資料を安易な旅行ガイドブックにするのは、間違っていたのかも。
残るは、福岡講演会と中国・四国・九州、そして、どんだけ既存の沖縄の風水解釈が整合性をもっているか見に行くのが楽しみです。
あと、宮城と岩手、大阪もまだでしたね。まだ、しばらくは続きます。「風水バカ一代」。
参加したいという人が数多くいるので、ブログで日程を発表したら、連絡ください。
一緒に陽射しを浴びに行こう！
長い間渡したかったものを皆に届けるのが、ぼくの仕事だから。
とりあえず、明日６月１６日～２３日は台湾です。
＜各講演会の感想＞
北海道講演会の感想をダウンロード
名古屋講演会の感想をダウンロード
東京講演会の感想をダウンロード
＜福岡＞ 地理風水講演会
講演日： ７月５日（日）
講演時間： １８：００ 開始 １８：２０～１８：３０ 終了 ２０：５０
主催者： 福岡実行番長 大渓水
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コメント
東京講演会大成功おめでとう！！
感想を読めばいかに盛り上がったかがよくわかる。
もちろんその後の懇親会も異常に盛り上がったに違いない！
次は九州、全国制覇もあとわずか。
沖縄、行きたいな～？
ヒルトン ｜
[URL] ｜ 2009/06/15 22:20:07
ヒルトンさ～ん
皆と回った場所の記憶が、とても楽しく東京公演では、多くの人に伝えることができました。
それは、楽しい思い出。
また、東京名物「平地龍」と、「気」は秩序を維持しようとする働きであり、そして、土地には気が宿り、時代が変わっても秩序は維持されることを東京屈指の高級住宅街から読み解いてゆく作業は楽しかったです。
仕込んでおいたネタが、不発に。いや、正確にはきっと受けたのですが、連発するのが躊躇われて、不発に・・・。
惜しかったです。功を急ぎ過ぎたのかもしれません。
ダニエル ｜
[URL] ｜ 2009/06/15 23:27:46
山道様の「ありがとう！」に、こちらの方こそ「ありがとうございました！」。
スタッフの皆様をはじめ、お会い出来たすべての人たちにも感謝！です。
あっという間だった３時間。
見て、聴いて、投げかけられ、答え、感じることが出来たあまりにも多くの【モノ】。
山道様の熱い想いが伝わり、間違いなく私の心に【あるモノ】が芽吹き始めています。
それを実らせることが出来るかどうか、これからの自分自身に問われていることだとも感じます。
老若男女を問わず降り注がれている陽射しに感謝するとともに、大切に育てていきたい。
もっともっと（知）行合成するぞ～～～！
また、誰かに繋げる為に・・・。
『地理風水講演会』in福岡
頑張って盛り上げるバィ！！
大渓水 ｜
[URL] ｜ 2009/06/15 23:56:58
大渓水さ～ん
今日は、既に二人で『地理風水講演会』in 福岡について語り合い盛り上がりましたね。
福岡は、いままで行ってきた三回の講演会とは、まったく異質の独特の展開を魅せそうです(笑)。
福岡番長が集めた参加者の８０％が、(；◔ิд◔ิ) !!!
なんと！美人の独身女性！？
番長からお日様がぁ。陽射しがぁ。(｡◕ฺˇε ˇ◕ฺ｡）
毒心男性ダニエル V.S. 福岡の独身女性たち(*´∀`)ﾉﾟ
煩悩を振り切るのが滅法強いダニエル・講演会四回目にして迎える緊張の場面。この「滅法」という字がイヤだ。(｡≖ฺ‿ฺ≖ฺ)
そこで、番長からの頼み「多くの女性に幸せになってもらいたい！」という想いを込め、ダニエルが桃花(恋愛)に良い気の流れる場所を九州から割り出し、皆効果を体験してもらおうという企画。
★臨時・九州スペシャル企画
【恋の滝登り】一泊二日のツアー
いま、独身で悩む多くの人たちが恋を成就できる桃花の気に満ちた場所を巒頭から探しています。
九州、福岡の滝
あっでも、「美人献花」の格局で、怖い桃花を見たことがあるような記憶がぁ。
私は怖い目にあいたくないですね(笑)。
ダニエル ｜
[URL] ｜ 2009/06/16 0:33:27
「美人献花」の格局？で、美人喧嘩の格局は・・・松島の「福浦橋」をカップルが渡ると別れるらしい。・・・という。真偽は如何？ある一説にはには「福浦橋は縁切りじゃない 。ほんとうは“出会い橋”で皆、勘違いしてる 。ほんとうの縁切り橋は、松島水族館の横雄島にかかる“渡月橋”です 」福浦嶋が鬼のように角出してみえる「らんとう」からカップルが喧嘩するのでしょう。これが本当の乱闘でした。
たかみち ｜
[URL] ｜ 2009/06/16 14:36:52
Steven!!!
それは、都市伝説ですね。
カップルが豊島園でデートすると別れるというのに似ています。
あっ、オレそれで別れたんだったわ。高校時代の夏。(。♋ฺ‸♋ฺ｡)
ダニエル ｜
[URL] ｜ 2009/06/16 22:58:38
山道帰一先生へ
東京の！？空と申します（笑）
6/14の「風水講演会」お疲れさまでした。
本当に楽しかったです。
自然環境における過去から現代の出来事を読み取り、
私たちは、五感を研ぎすまし、常に敏感でなければならない。
30歳過ぎて、新しいことを学んだり、
知識をさらに深めるって
本当にいいものですね！
学びの喜びをしみじみ感じている今日この頃です！
これからも宜しくお願い致します。
p.s. 私も10年以上福岡に住んでいましたが、
ズバリ！福岡の女性は、気立てがよく美人！
とってもオススメですよん♪
期待しすぎて空回りしませんように・・・自然体で〜
空より
東京の空 ｜
[URL] ｜ 2009/06/21 8:48:28
空さ～ん
いや～、やっとネットが繋がる場所に飛び出てきました。
台湾の田舎から台北に帰還しました。
>期待しすぎて空回りしませんように・・・自然体で〜
おっしゃるとおりです。(｡￫ˇ艸￩)
自然体が海綿体にならないように注意します(笑)。(；◔ิд◔ิ) !!!
ジョークです・・・。(u‿ฺu✿ฺ)
ぼくも楽しく東京公演を終えることができ、嬉しかったです。
幾つになっても、学ぶことで自分を更新できるそんな自分でいたいです。(｡´∀｀)ﾉﾟ
ダニエル ｜
[URL] ｜ 2009/06/21 22:11:52
昨日、東京講演会を終えました。これで、当初予定していた日本国内の主要都市のうち、三箇所をクリアーです。
そのためには、ある振動数を自分の中で発生させて、それを人に伝える努力を怠ってはいけないというのが、自分の勤行みたいなものとなってきた日々である。
つまり、自分が熱くなければ、人を熱くすることなどできない。
そう、大地との繋がりと同じく、人との繋がりを信じて、皆で模索している。
この結論を自己完結において完成させることは容易い。
そして、それが大乗仏教の出した一つの答えのカタチ「慈悲」なのではないだろうか。緊密の密であると密教を説いた恩師は、「繋がり」を述べていたと私は解している。
それは、日本においても同じで、大和朝廷時代は、土師(はじ)と呼ばれる 葬式・陵墓・土器製作などを担当した氏(うじ)がいた。彼らは、社会と個の狭間に介在し、魂を鎮魂するシャーマンたちであった。