2011年3月11日14時46分頃の三陸沖の巨大地震によって、未曾有の大被害を出し、未だ数え切れぬ数万人ともいわれる不明者の捜索が続き安否が問われている。72時間の生死を分かつラインを既に越え、極寒の東北の大地で、救助を待つ被災地の人々の気持ちを思うと胸が痛い。
国民全てが、この悲しみ痛みを共有している。我々、素人が救難に向かっても二次災害を増やして、自らの命を落としてしまう可能性があるだけに歯がゆいが、東北地方太平洋沖地震の災害義援金ならば、持っているわずかなお金でも募金したい。
気象庁三陸沖を震源とする東日本巨大地震の規模を示すマグニチュード(M)を8.8から9.0に再修正したと発表した。「震源域で地盤の巨大な破壊が3つ連続して発生しており、3つを合わせて規模を再計算した」という。日本の観測史上最大規模とされる。
日本国民全体が、ショックを受け、東京23区でも震度5強の揺れを観測し、その範囲は関東全域にも及んだ。このトラウマになるほどの大きさの揺れを実に多くの地域の人々が体感しただけに、もはや他人事ではないだろう。都内のコンビニから食料品が、ごそっと消えた。
日夜専門家と称する人が呼ばれ、テレビで適当なコメントをしているが、今回の地震が予測不能なものであったのだろうか?
専門家と証する人たちが、口を揃えて言う。
「一度きた地震より大きい地震はすぐに来ない。」
そんな地震の専門家だけではなく、地震が起きた後に、必ず騒ぐ奴らがいる。
「なんだかイヤな予感がしていた。」
とかそんなスピリチュアルな霊感まがいのことを言われても、今回の地震の震源地の人々は、
「だったら初めから言えよ!」ヾ(*`Д´)ノケシカラン!!
と、怒りを掻き立てるだけだろう。そんなイカサマ霊媒師やスピリチュアリスト、なんちゃって風水師は、はた迷惑なペテン師に過ぎない。
一人も現実で救う事ができなければ、ただの妄想と同じだから、後から騒ぐキチガイには十分に腹が立つ。
そういう被害者の心理を逆なでし、気持ちも考えない詐欺師が一番許せない。
さて、話が逸れたが、今回の地震はある程度、予測可能なものであり、その責務は気象庁と政府が追っていると私は二つの点で判断している。
欺瞞1
宮城県沖の大地震は約40年おきに発生し、78年にM7.4の地震が起きて以来、30年以上たっていた。国の地震調査委員会はこの地域で30年以内に99%の確率で地震が起きると予測していた。しかし、その予測の規模はM7.5~8.0であり、M9.0では無いにしても、まず99%予測できていたのは事実であり、
政府が津波の対策もしていなかったのは、不手際ではないだろうか?
M8.0ならば津波は起きないとでもいうのだろうか?
何故、こんな危険な地域に家が建つ?
<参照>
「3つの地盤破壊が連続」 気象庁、M9.0に再び修正
欺瞞2
次に、ここを見てほしい。気象庁発表の地震の「新着情報」 。
①平成23年3月9日11時45分頃の三陸沖の地震について
発生日時 3月9日11時45分
マグニチュード 7.3(暫定値)
場所および深さ 三陸沖(牡鹿半島の東、約160km付近)、深さ8km(暫定値)
津波注意報 青森県太平洋沿岸、岩手県、宮城県、福島県(09日11時48分発表)
②平成23年3月10日06時24分頃の三陸沖の地震について
発生日時 3月10日06時24分
マグニチュード 6.8(暫定値)
場所および深さ 三陸沖(牡鹿半島の東、約130km付近)、深さ9km(暫定値)
発震機構等 北西-南東方向に圧力軸を持つ逆断層型 (速報値)
震度 【最大震度4】宮城県栗原市(くりはらし)、丸森町(まるもりまち)、石巻市(いしのまきし)で震度4を観測したほか、東北地方を中心に、北海道から中部地方にかけて震度3~1を観測しました
③平成23年3月11日14時46分頃の三陸沖の地震について
発生日時 3月11日14時46分頃
マグニチュード 8.4(暫定値)
場所および深さ 三陸沖(牡鹿半島の東南東、約130km付近)、深さ約10km(速報値)
発震機構等 西北西-東南東方向に圧力軸を持つ逆断層型(CMT解)
震度 【最大震度7】宮城県栗原市(クリハラシ)で震度7、宮城県の涌谷町(ワクヤチョウ)、登米市(トメシ)、大崎市(オオサキシ)、名取市(ナトリシ)など、宮城県、福島県、茨城県、栃木県の4県28市
さあ、ここまで見てお気づきの方もいるだろう。
まず、「地震の概要と津波警報等の発表状況」の一番大事な項目では、今回の震源である「三陸沖」に限定した三度に渡る地震であり、第三次であり、大惨事となったのである。
そして、津波は、①の9日にしか発表されていない。
人々を危機から救う大事な防波堤の職務である気象庁が、「気象庁の計測器破損」で許されるはずが無い。というのも、
地震などハードなケースに備えて、破損を未然に想定した対応が求められる職種なのではないか?
そして、さも地震の専門家ぶった教授が日夜テレビに出てコメントを求められているが、「普通は一度大きい地震が着たら、その次にさらに大きい地震がくることなんて無いんです」と話していたが、
「バカヤロー!それはオマエの固定観念とその範囲の研究だろうがぁ!」
と、怒りさえ覚えた。(゚Д゚)、ペッ!!
こんな固定観念のために、9日からマグニチュード 6.8の地震が三陸沖で起きていたにも係わらず、3月10日の午前6時24分にも、大きさが小さくなることなど無いマグニチュード 6.8が同じく三陸沖で起きていたにもかかわらず、何の避難勧告も、津波に対する警報をも出されていなかった。
そして、三度目の三陸沖地震は、3月11日14時46分にM9.0で起きたのだ。
何故、二回目で事態の異常に対して、何らかのアクションがなかった?
この時点で通説、「一度きた地震より大きい地震はすぐに来ない」は敗れ去っていただろう!
朝早かったから職員が寝てたのか・・・。はたまた、計測器が破損していたと、後から言い訳するのか、それでは、地震が来た後で騒ぐスピリチュアリストや霊媒師と同じでは無いか。政府の公的機関がこのレベルで国民は何を信じて良いのか!
被災地で救助を待って苦しむ人たち、亡くなられた方々のご冥福を追い祈り申上げます。
ここらかは、東京に住む一人の風水師として、自分にできることを発表していきたい。被災者の中にもいたであろう読者に捧げる鎮魂歌として。
既に書き上げているので、二回にわたる断易の結果から、今後の「余震」と「原発の放射能」についての今後の予測を事前に述べて行きたい。
本日中に、東北地方太平洋沖地震Ⅱ、Ⅲをアップします。
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