ロー先生来日講座開始から、実に五年目にして始めて開かれた全ての講座を受講した受講生を対象としたプロとなるための登竜門である、アドバンス・クラスがいよいよ先日、京都で開催された。2月9日(木)~2月12日(日)の計4日間にわたって行われた実戦形式の講座では、それぞれに学ぶものがあったことだろう。
最終試験であるディプロマ試験の前段階のクラスであり、実践力をつけ、クライアントと辛辣に向かい合うために必要な心構えから、
技術、知識の心技体を学ぶクラスである。
普段は温厚でにこやかなロー先生の笑顔とは別に厳しいさの感じられるクラスとなったのではないだろうか。
本講座の主催者であり、レイモンド・ロージャパンの顧問を務める私としては長年待ち望んでいたクラス開催であり、代表を務めてきた島内としては、通訳とともに最後の仕事となるアドバンス・クラスでもあった。
通常、アドバンスクラスでは、参加人数に合わせて、クラス分けがなされる。今回の参加者は、20人。クラスは四つに分けられ、1ユニットにつき5人で編成されることになった。恒例の行事のように、ロー先生が四柱推命で相性を見てクラス分けを開始する。
20人ちょうどの参加者で三つのユニットが完成するが?果たして、最後のユニットに本当に相性なんてあるの?
あるわけがない!(-人-;) ジョウブツシテネ…
通称・残飯クラスと呼ばれ(冗談でね)、相性もくそ何も無く、「ただ余ったから」という理由で、構成された。(笑) 伝説のラスト・ユニットなのである。どんなクラスか見てみれば、「あら、ウォーター君。このユニットだったのね。」(笑)
*ウォーター君:昨年まで私が恵比寿に住んでいた時にすぐ傍に住んでた隣人にして後輩
後に、この残飯・クラスと揶揄されるクラスに放り込まれたウォーター衛生兵は、奇跡の生還を遂げて、自らの力で、ディプロマ試験にも一発合格することになる。
勉強が大嫌いで、今まで努力しなくても、お金持ちの息子だし、運動もできて、しかもイケメン。風水や八字看て欲しい時は、いつでも山道に夕飯ご馳走して、タダで鑑定させていたウォーター衛生兵が、自力で戦場を駆け抜けることになったのは、この試練のおかげであったという。
ウォーター:「全てはこのユニットに放り込まれたおかげでした。このクラスに絶対相性なんてなかったんです!戦場では誰も(他の人の回答を)信じることができません。自分を信じるしか有りませんでした。自分でやるしかなかったんです!」
去年、選挙に落ちた時も泣かなかったウォーターは泣いていた。
ダニエル:「もう、ノリチャン(お母さん)に電話したの?」
そう。ウォーターはマザコンだった。(´д`;)
今まで、面倒くさい五術がらみのことは全て私に振っておいて、自らは何もすることが無かった男が始めて、自分の力を信じて生き残ろうとした四日間が、彼をディプロマ試験に受かるまでに鍛え上げていたのだ。
このディプロマ試験合格証書は、アドバンス・クラスに参加してもらえる資格ではなく、30分間で風水・四柱推命・断易の三問をロー先生からマンツーマンで試験され、その三問をクリアーしてもらえる最終資格です。
“ディプロマ試験合格証書” はアドバンス・クラスに参加したということでもらえる “アドバンス・クラス卒業証書” とは異なる「実力証明書」となっています。
詳しくは、山道と島内が合格したときのこちらの記事を。
つまり、本当に実践力がつくように意図されたディプロマ試験対策と用意のためのクラスとも呼ばれるのがアドバンス・クラスでもあります。
このクラスでは、各ユニットごとに鑑定する課題である「風水・四柱推命・断易」などの実践問題が1日に幾つも与えられ、各ユニットで鑑定結果をみんなの前で発表しなくてはなりません。それだけに各ユニットに潜む猛者たちも他のユニットに負けまいと必死でした。(笑) その白熱中継は・・・
つづく
にほんブログ村ランキング