先日、ついに一ヶ月に及ぶ、山海を徘徊する長期出張を終えて、無事に家に戻ってこれました。
長い旅路でしたが、出張先では慣れない郷土の料理を食べ続ける食生活だっため、いつの間にか5キロも痩せてしまいました。
さて、この風土、気候の違いによって醸される異なる地域のそれぞれの食生活というやつは、養生家にとって殊の外、注意が必要です。明治から大正にかけて傑物と呼ばれた静坐法の発案で知られる田原市出身の思想家・岡田虎二郎(1872~1920年)という人がいましたが、49歳で、逝去されました。
養生家としては短命でしたが、その原因として、一週間に77会場で指導し、一日の睡眠は3時間で、日曜祭日も休まなかったハードな生活だったことがしばし指摘されています。しかし
実は、下記のように晩年期は、全国規模で指導をしており、各地域にそれぞれの郷土料理があり、それはその地域に適した風土、気候から成り立っており、それを全然違う地域から来た人間が食べ続ければ、どうなるかという結論にも思えます。
1916(大正5年)
45歳・・・・・
鳥取、岐阜、大垣、半田、豊橋、静岡、長野、甲府で指導。
1920(大正9年)
49歳
・・・・・
大正八、九年は静坐の全盛期。連日十数か所を巡回、睡眠三、四時間。
十月十七日尿毒症により死亡。十八日田原町蔵王山墓所に埋葬。
と言いますのも、人格者で知られた岡田虎二郎は各地域で出されるおもてなしを断るわけにも行かずに自分の食生活を諦め、郷に入っては郷に従っていたといいます。つまり、見知らぬ郷土に行っては、郷土料理を食べていたと。
だから、長期出張で一番怖いのは実は「食生活」にあるのです。
しかし、長期出張+郷土料理で落ちていく体力を回復する裏ワザがあるのです。
きっとこれは岡田虎二郎も知らなかった裏技なのではないでしょうか。
そうです。このブログのテーマにあるように「風水」の良い場所で過ごすことです。
慌ただしい、長期出張も後半にさしかかり、そろそろ疲労もピークという時に、ちょうど甲府での仕事があったので、京都に戻る前に、甲府といえば、拙著 『風水パワースポット紀行』 でもご紹介している疲労回復にピッタシの場所がありました。
ということで、行って来ましたよ~。
癒しの四神相応の大地に!
武田信玄公生誕の地霊人傑のパワースポット 積翠寺温泉 要害 です。
甲斐の秘湯として十八代にわたり受け継がれる、静かな山のいで湯で、以前は足を負傷した時に行って実際によくなったのが懐かしい思い出です。
要害の社長は、わざわざ私の東京講演会にも駆けつけてきてくれたこともあり、その時は近所でワイン造りを営む友人と共に来てくださり、ワインで希少な賞を取ったこととか、色々なお話をご友人とともに聞かせてくださいました。そこが、やっぱりパワースポットである証明となる数々のお話でした。
懐かしい社長との再会。
社長「あれ、やっぱり!山道帰一って予約台帳に書かれていて、こんな名前は先生しかいないかなーと思っていたんですよー」
と、暖かく迎えてくれて嬉しかった。実は 要害の社長ブログ は結構、投げやり感とも捨て鉢感とも言えるものがたまに書かれ、それが郷愁を誘い、すごく面白くて、ちょくちょく読んでいて、私も久々に社長に会えてとてもうれしかったんです!
よくパワースポットに辿り着いて、そこに数時間いたレベルの滞在で、パワースポットのエネルギーを享受して満喫したという人たちがいますが、それはまだまだ甘い。
どう甘いかというと、わかりやすい事例として、私の生徒の赤門先生の話をしなければならないでしょう。
この岡山の東大卒の生徒は、東大卒が故に、みんなから赤門先生と呼ばれ慣れ親しんでいる新メンバー。(笑)
優秀な生徒で、いつもパワースポットに行くのに徹底した事前調査をする。
しかも、『風水パワースポット紀行』 で紹介した場所を既に2/3も制覇した強者である。
赤門先生「いや~、行く度に変化を感じられましたよ。確かな変化をね。」
そう、この赤門先生が2/3近くを制覇したご褒美に本に載っていない、大分にある特殊な風水パワースポットを幾つか紹介したことがあった。
赤門先生:「先生、どの位、パワースポットに滞在すれば良いですか?」
山道:「う~ん。二、三日滞在すればいんじゃない」
赤門先生:「えっ!(;◔ิд◔ิ) !!! そんなに!?」
私もその場所はGoogle Earthで見つけて、現地調査に欠いていたのだが、「間違いない!」と思っていた確信のパワースポットだった。
赤門先生「先生、本当にそこに二、三日滞在すれば、恋人ができるんでしょうか?そして、二、三日と言いましても、確実なのは三日間ということでしょうか?それとも、二泊三日でもいいのでしょうか?」
山道:「えっ(そんなに細かく)!三日間って言ったら、三日間でしょーが!ヽ(`△´)/ 」
というやり取りを最後に、結婚願望の強い赤門先生にその後、恋人ができたか知らないまま半年が過ぎた。
ところがである!今年の六月に京都で開催した陽宅講座に赤門先生はあらわれ、その打ち上げの席で語られた話に、共にその話を赤門先生から直接聞いた一同は、みな度肝を抜かれたのである。
赤門先生:「先生。行って来ましたよー。あの場所。これはね。メールじゃなくて直接会ってお話したかったんですよ~。」
山道:「えっ、なんの話(;◔ิд◔ิ)!? 」
赤門先生:「実際ね。先生に教えていただいた場所行くのに苦労しましたよ~。電車乗り継いで、最後はレンタカーで、そして獣道に入って辿り着きました。」
一瞬無責任に衛生地図に丸をして、「ここ」といった記憶がフラッシュバックし、笑いがこみ上げる。
山道:「本当に行ってきたんだ!!!」
赤門先生:「かなり大変な場所ですが、先生に言われたとおり、三日間そこで例のものを見つめ続けました。」
当然、気になるのはその効果だ。
山道:「それで、桃花(恋愛)効果は出たの?」
赤門先生:「本当にびっくりですわ!先生に言われた場所に三日間滞在し、言われたとおりに三日間見つめ続けましたよ。レンタカー返すギリギリの時間までパワスポに居ました。」
山道:「それで、それで?どうなったの?」
赤門先生:「レンタカーを返す時間ギリギリで焦って運転している最中に、突然電話が鳴ったんです。そしたら・・・」
山道:「そしたら?」
赤門先生:「そしたら、半年間くらい連絡が取れなかった友達の女性からでした。」
山道:「ほほう?それで、それで?」
赤門先生:「彼女は言ったんです。いま、お話する時間ありますか? って。でも運転中だったから、要件を手短にお願いします。と言いました。そしたら・・・」
一同:「そしたら?そしたら、一体どうなっちゃったっていうのーーー?」
いつの間にか赤門先生の体験談に一同みんな引きこまれた瞬間であった。
赤門先生:「そしたら突然、結婚を前提でお付き合いしてください。お願いします。 って本当に手短に言われたんです!もう本当にびっくりですわ。」
一同:「うぉおおぉぉぉー!」(歓声と拍手が湧き上がる)
まあ、そこから先はプライベートなので、オフレコですが、ここに一つの教訓があります。そう、滞在時間は長ければ長いほど良いのです。
さて、そこで今回は温泉だけ立ち寄るのではなく、 積翠寺温泉 要害 で一泊してきました。
要害だけに妖怪!? 茶悟浄と呼ばれる、京都・茶通の店長のリョウ君(写真左)と、ウォーターと三人で、ゆったりと慌ただしい日常と喧騒から離れて海抜580mの山の温泉で癒される。
温泉では、ちゃんと全身を洗ったあとに入るのは礼儀だが(もちろん全身洗いましたよ~)、水に潜ったりしちゃ、もしかしてダメ(;◔ิд◔ิ)!?
←龍穴に浮く、オレの半ケツ。 (゚m゚*)プッ ここで疲労のピークから一気に披露のピークか。(笑)
そして、寝るときも坐山がわと、甲府市内が見下ろせる立向がわの両方に頭を向けて寝心地を確認し、みんなで甲府市内と反対の方向、坐山がわを頭にして寝る。意外とこういう細かい工夫が大事でした。今年に入って、六時間以上睡眠をとったことはなかったのですが、気づけば八時間以上、一同みんなぐっすり寝てしまい、朝ごはんの呼び出し音で目が覚める。
そして、なんと!早速、パワスポ効果が!
チェックアウトの時に、お会計をしようと思ったら、社長のお母様が現れて、
お母様:「宿泊費は結構でございます。社長から優待ということにして欲しいと申しつかっておりますので。」
これはパワスポ効果というより・・・、とにかく何度もお会計させて欲しいとお願いしても、かたくなに受け入れてもらえず、ここは思い切って、岡田虎二郎先生と同じく、おもてなしを受けることに。
と、みんなでお礼を言って旅館を後にしました。
お母様とても若く見えます。社長の奥様といっても通じるくらいに。これが龍穴効果なのでしょう。
ウォーター:「ヤベェ!オレも龍穴買わないと!」
と帰り際、語りながら歩き出したが。
何故かタダというのは後ろ髪を引かれるもので、私はダッシュして戻ると、私が来た記念品にと、私が最近開発し、羅盤の替りに実用し、コンパクトなのでいつも身に着けている 風水MONO の新企画 風水山道コンパスグラス を三合派と三元派のそれぞれをプレゼントしてきました。これはMONOに過ぎないですが、私が風水鑑定で使い込んで、そして私の気持ちが宿る心のこもったMONOなのです。
どうか、私が来た思い出の記念品として、 積翠寺温泉 要害 に飾ってくださいませ。
その後、今日まで体調もすこぶるよく本当にお世話になりました!
社長、ありがとうございました!
そして、すんませんでした。もう二度と温泉に潜ったりしないのでお許してください。( ゚,_ゝ`)
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