早速、今年一年の2009年の予測で一番危惧する部分が現れ始めてしまいました。
豚インフルエンザウィルスです。毎年、12月下旬から3月上旬にかけて流行する通常の季節性インフルエンザとは別物であり、比べ物にならない致死率です。メキシコで60人死亡 800人に感染の疑いがもたれています。今回のケースで検出されているウイルスは従来あるH1N1型で、警戒されている鳥インフルエンザ(H5N1型)とは異なります。
エジプトでは、鳥インフルエンザ(H5N1型)が何故か今の時期に急増し感染者68人で、この4月だけで08年の1年間に匹敵する8人が感染しています。世界はシンクロニシティ(Synchronicity)しています。
人々は見極めようとしているこの混迷からどのような黎明に移るかを。時代に何が求められているかを。そこには、多くの鬩ぎ合いがある。どこでも、その様な象徴があふれ出している。求めれば、鬩ぎ合いが起きるのが人類の愚かしいところだろう。
今後、人類が最も注意を払わなくてはいけないのは、ウィルスによる被害である。
これは人類が出す結論でもあるのだろうが、そうなる前に我々は立ち止まるべきだ。
束の間の安息な一年になることを願って!
世界保健機関(WHO)は感染状況を評価するため、世界の専門家で構成する緊急委員会を25日にも開く方針とのこと。WHOが人から人への感染と新型ウイルスが確認された場合に出す「フェーズ4」を宣言した場合、パニックになりそうです。
しかし、パニックこそこういった新インフルエンザのパンデミック(爆発感染)時に起こる恐ろしい国民ヒステリーですので、動向を見極めたうえでの対処と情報の正しい伝達が求められます。くれぐれも、新しい情報が無いうちに必要以上のパニックに陥らないように。一人一人のパニックが、より危険で過敏な二次災害を引き起こしかねないのです。
イスラム教徒じゃないけれど、パニックに陥って、豚さんを大量屠殺するのはやめてほしい。(。♋ฺ‸♋ฺ。)
豚肉が食べれなくなる生活は悲しいし、豚シャブ屋さんが消えたり多くの飲食店が多大なダメージを受け消えて行くのも哀れなので。(。◕ฺˇд ˇ◕ฺ。)
<最新>
メキシコ政府は25日夕(日本時間26日朝)、豚インフルエンザが原因と見られる死者が81人にのぼったと発表した。前日の発表では68人だった。感染が疑われるのは300人余り増えて1320人となった。死者のうち豚インフルエンザのウイルスが確認されたのは20人と前日から変わり無かった。
山道の感想:この規模の広がりと、対応が以外に迅速なのを考慮すれば、今回の豚インフルエンザがフェーズ6(パンデミック)することは無いと確信しています。どうか、日本の皆さんは無駄に混乱することが無いように注意してください。
フェーズ4になったとしても、「小さな集団で発生」という段階で、パンデミックにつながる可能性は否めないですが、厳密にはその段階で抑えることができると思う。日本の政府機関の対応もスムーズです。
一番の問題は、ウィルスが変異していることです。今年になって米テキサス、カリフォルニアの2州で報告された7例は、豚との直接的な接触がないとされ、人から人に容易に感染するタイプへのウイルス変異が懸念されています。この様に、人類に次々と変異しているウィルスが正体を見せ、襲いかかって来る兆しが見え始めることを私は2009年の予想で既に述べています。また、今年、日本でパンデミックすることはないです。
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