鍾進添老師に拝師を終え、梅山にしばらくこもった後、員林に向かった。
員林には張明澄先生の兄上の張明彦さんがいらっしゃり、拝師の報告などをしに行く。
いつも張明彦さんとのお話は楽しい。日本語が堪能なのに加え、著作活動も豊富で新しく書いたものを見せてもらうのが、台湾に来たときの楽しみと日課になってしまった。
ダニエル:「続きを読みたい!早く読みたい!」
いつもエキサイティングな内容と読ませる文章力に感動する。
今回は員林に一泊して行くと約束したのに、ここまでのプランが時間を押した強行プランだったので、夜には台北に戻らなくてはならなかった。
いつもの打ち合わせのホテルは、張明彦さん曰く
明彦氏:「員林の中でも、ここだけはまともに食事が出来る場所です。」
と語る。ぼくもお気に入りのホテルです。
いつも来るのでホテルの接客の従業員さんたちもすっかりぼくのことを覚えてくれて、今回は色々と根掘り葉掘りと聞かれる。
バイキング方式の食べ物の中でも注文製の麺を取りに行ったら、ぼくの意識をつかんで放さないキレイな従業員の賴さんが、近寄ってきた。思わず胸が高鳴る。
賴さん:「そういうのは私たちがテーブルまで運ぶから。」
と言って、麺を取り上げられてしまった。手持無沙汰になりながら、賴さんとテーブルに到着するまでの限られた時間の中で何気ない会話をする。
ダニエル:「自分で取りに行って良かったかも。」
賴さん:「どうして?」
ダニエル:「こうやって話しができるから。」
賴さん:「(х^ิ_^ิх)」
その時、賴さんはフッと息を吸って、息を強く吐き出すように顔を赤らめてぼくに問いかけるように目を見つめながら聞いてきた。
賴さん:「もう結婚しているんですか?」
その仕草がとても初々しくて、病んだ都市での生活から失われた恵みのようなものを感じた。ぼくは悪戯っぽく問いかける。
ダニエル:「いいえ、どうしてですか?(*´∀`*)」
賴さん:「(х^ิ_^ิх)」
などと気さくな会話に張明彦さんの純文学の世界のような純粋さが員林にはある。
思わず。(х^ิ_^ิх) 員林いいかも。(*´∀`*)
ちなみに、「仕事は何をしているんですか?」と聞かれたので、冗談で最近の「天使と悪魔」ネタから、とっさに思いついて
と言ったら、ドン引きされた。ここまでいい展開だったのに。(。♋ฺ‸♋ฺ。)
ああ、ぼくののらくらな青春が、暗殺者に追われたり裁判しようとしているうちに台無しにされてしまった。『天使の涙』 なぼくの青春。(。♋ฺ‸♋ฺ。)
悪魔に恐喝され、刺客に追われ、人間失格!?どこまでもFallen Angelsなダニエル。(。♋ฺ‸♋ฺ。)
まあ、リアルな冗談はさて置いておいて。「仙道小説」に続く。(。◕ฺˇε ˇ◕ฺ。)
追伸
山道帰一のケータイ小説への意気込みはなかなか準備OKです。阿藤さんは既に3万字を超え、濃密な恋愛劇が展開されているという。
ぼくもかなり小説を意識した生活を送っています。(๑→‿ฺ←๑)
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