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2009年8月10日 (月)
巫覡2

200908091040361_2  稲場:「途中から怖くなったんです。」

 巫術の儀式に立ちあった稲場さんの頭の産毛は逆立っていた。

Img_6025  *稲場さん:長田南華さんより南華密教を学ぶお弟子さん。張明澄先生の「小周天」講座を主宰したこともある。

 儀式は長田南華さんを媒介として、神おろしを行うというものだ。

20090809083332 用意を整え儀式が始まる。

 一番危惧していたのは、正神と邪神の切り分けであり、それを雰囲気で見分けられない人はこれらの儀式に携わってはいけないというのが、原則であった。

Imgac0f48cdzik3zj  過去に儀式の際の見極めを誤り、何度も霊媒が「暴走」したことがあり、一度暴走すると、その霊媒や周囲の人に異変を来たす事もあったので、とりわけ注意が必要であった。

 か弱い女性でも、とり憑かれた様に(実際だが)暴れ始め大の大人を殴り倒すこともある。

 様々な人格が現れ、語り始めるこの古代儀式において霊媒となる媒介の儀式での様相は、現代医学の上で、明らかに「統合失調症」とみなされるのだろう。

Soutter2  現代精神医学でいう「統合失調症(*精神分裂病)」とはかつては狐憑きとされていた。では何故、儀式の間だけ、その様な人格の分裂病が起こり、儀式が終わると止むのか?それは何故、意図的に派生させ意図的に止めることが出来るのか?

*統合失調症: (de:Schizophrenie、en:schizophrenia)とは、妄想や幻覚などの多様な症状を示す、精神疾患の一つ。医学が進歩した今日でもなお治療が困難な病である。

 自然界において、精神分裂病の発生頻度は1000人に7、8人といわれている。しかし、古代儀式の「巫術」では、それらの先天的な要素とは別に、現代精神医学で定義する「統合失調症」が起こる。

 ただし、術者はそれを現代精神医学の定義のように見つめていない。

 一つ一つ現れる人格を神格と呼び、そこには正邪がある。「天使と悪魔」である。(笑)

 長田南華姐さんはドンと構えていた。

 

 長田南華:「フン、この若造がぁ!アタイにそんな術をかけれるものならば、かけてみるがいいさぁ!さあさあ、さあ~!」

 ダニエル:「えっ、教えてという話で呼ばれたんですけどぉ。(;◔ิд◔ิ) !!! 」

 

 ギャラリーの掛川師兄と稲場さんは、ニコニコしながら見守っている。

 漢(オトコ)、山道の舞台である。いつも、成功率100%を謳い文句に口ずさむダニエルの意識のダイブがはじまった。

 

 ダニエル:「頭の周りの気配に気を配ってください。」

 長田南華:「鼻がね。詰まってるの。滝行で、風邪をひいたの。」

 ダニエル:「(Oh No~!体調が悪い人は、こういう儀式で霊媒してはいけないんでけどぉ。(;◔ิд◔ิ) !!! 」

 

 まず治病からはじめなくてはならなくなった。巫術は治病にも用いることが出来る。

 鼻のつまりを直すように治病を施す。

 

 長田南華:「鼻がね。スースー通るようになったの。」

 

 ここからがスタート地点だった。「さ庭」として霊媒の意識を誘導してゆく。

*さ庭:神慮を審察する人

Img_6026  さ庭として導くことで儀式の成功と失敗が決まる。車の運転のようにハンドリングをしながら、細かい動きと共に注意深く暴走しないように運転をする。

 言葉で質疑応答を繰り返し、状態を確認しながら、自分の意識を相手の意識に半分くらい溶け込ませ、霊媒に何が見えて何が起きているかを冷静に把握しなければならない。手に汗握り、意識が磨り減る作業である。

 霊媒の体質や素養によって、ハーフチャネリング、フルチャネリングに喩えられる様に、意識が全部無くなって、神格が現れる場合と、半分意識を残しながら神格と会話をして進めて行く2種類に分岐する。

 長田南華姐さんには、半分意識を残して儀式を進めてもらう難度の高いコースに突入し、意識が半分ほど飛びながら半分の部分に色々なものが現れてくる。それを冷静に長田姐さん自体が、見てこちらに情報を告げながら、「巫術」は進んでゆく。

200908090833431  この日ぼくらは、儀式の前に神格が現れたときにお伺いをたてる項目を一人一枚ずつ用意していた。

 掛川師兄、稲場さん、長田さんの質問項目を書きとめた文章を道壇にセットしてあった。その中には、このメンバー誰もが知らない稲場さんの小学校のときに病院に入院した病名をあててくださいなど、神格を試す内容も盛り込まれていた。

 神格にたどり着き、神格と見破るのが難度の高いこの巫術の醍醐味でもある。ただし、相応の神格が出てくれば、過去から未来までお伺いをたてその精度は非常に高いことを私は経験則から知っている。

 そこにたどり着くまでの霊媒とさ庭の意識世界のダイブが、なかなか大変だ。

 しかし何とも、長田姐さんがんばるじゃないですか!難度の高いハーフチャネリング状態を合計で2時間もこなしました。意外と才能がある。ただし、神仏を最も信じていないというのをこの儀式で証明してしまいましたが。(。◕ฺˇε ˇ◕ฺ。)

 儀式がはじまり、霊媒は光に導かれて、一時間近く様々な場所を彷徨うものの・・・。

 

 ダニエル:「その神様は、こっちを見ていますか?」

 長田南華:「いいえ、全然見てもくれません。」

 ダニエル:「(Oh No~!)ヽ(`△´)/ 」

 

 こんなやり取りが続く。こんなやり取りも・・・。

Zensyo_kake  長田南華:「首みたいなのが浮いています。あっ、白い鉢巻をした人たちがいます。」

 ダニエル:「(Oh No~!もう連れてちゃってください!)ヽ(`△´)/
        無視して良いです。光を追ってください。」

 

 神様たちからは見向きもされず、何度もオバQに遭遇するものの危ない場面を回避しながら、チャンスは突如としてやってきた。

 

 長田南華:「あっ、二人組みの白い髭をはやした老人たちがいます。」

 ダニエル:「こっちを見ていますか?」

 長田南華:「見てます。」

 ダニエル:「目を見てください。名前を聞きましょう。」

 長田南華:「せ、せいてん・・・せいくん!?」

 ダニエル:「ご質問をしてもよろしいか聞きましょう。」

 長田南華:「ニコニコしています。いいみたいです。」

 

 この時、ぼくは儀式開始から一時間経過して、釣り上げたと思った!

 その二人組みが、北斗星君と南斗星君だと意識に過ぎった。道教の神格であり、生と死を司る二人の神とされ、許可すれば、人の寿命を延ばせるとも云われている神々である。

 このチャンスを逃してはいけないが、慌てて霊媒の意識のチャンネルが切り替わってもいけない。慎重に事を運ばねば。まず正邪の区別をする。

 

 ダニエル:「ここにいる稲場さんの小学校のときに入院した病名は?」

 北斗星君と南斗星君:「腸チフス。」

 

 ぼくは思わず後ろの稲場さんを振り返ってみる。

 稲場さんは「ウンウン」うなづいている。正解である。

 すかさず、次々と未来への質問をし、十分な回答をもらう。

 ところが、四つくらい質問すると・・・。

 

 長田南華:「あっ、目の前から消えていなくなってしまいました!」

 

 その時!

 壁に貼ってある魔除けの曼荼羅が壁からフワッと浮いた。冷房はつけていないのに加え、誰もがじっとし無風の部屋である。曼荼羅は1.5m四方のサイズである。

 

 ぼくはとっさにまずいと思った。イヤな予感がする。

 

 それから五分後の8月9日午後7時56分、物凄い揺れが新浦安の埋立地に有る10階建ての耐震構造の無い旧ビルを襲う。揺れは長く、ぼくはとっさに十年前の台湾での大地震を思い出すほど強烈な地震だった。危ないと思ったぼくと稲場さんは霊媒の長田姐さんに本棚が倒れてきてぶつからないように、本棚を押さえるために席を立った。

 後ほど長田姐さんは述懐する。

 長田南華:「なんか揺れている感じはしたけれど、どっちの世界で揺れているのかがわからなかった。」

 その後、地震が止み儀式を続行したが、長田姐さんの身体に痺れが走り、体温が急激に下がってきたので、儀式を中止して意識を呼び戻す。

 儀式が終わった後、稲場さんは神に祈るように震えていた。

 

 稲場:「長田さんが地獄の蓋を開いたんだ。恐ろしいや。恐ろしいや~。」

 

 う~ん、やっぱり特別なとき意外はこういった儀式をあまりしたくない。

 あっ、でも長田姐さんに一応伝授しましたので、録画も残っていることでしょうから。それを見て、才能を発揮させて、がんばって迷える群生を救済するために努めてくださいませ。

 応援しております。

 

 ダニエル:「ああ、恐ろしや~。恐ろしや~。」

 

 しかしぼくらはそれぞれ未来に対して有力な情報をゲットしたのでした。長田姐さん以外。(u‿ฺu✿ฺ)

 

 長田南華:「あなたたち本当に意地が悪いのね。何で私の結婚のことは聞いてくれないの~。」

 稲場・掛川師兄・ダニエル:「...(。♋ฺ‸♋ฺ。)...」

 

  <関係ページ>

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≫ 「巫術」を学ぶ 霊媒体験ーその時震度4の地震が・・・ トラックバック 南華のブログ

トラックバック送信日 2009/08/11 9:29:33


コメント

初号機暴走図(笑

何やらエライ儀式の模様が書かれておりますが、やはり、伊達や酔狂で有り難い感じのする坊主頭の人ではなかったのですね!
道教の神との交信ですか…。
桑の木の処で、今でも囲碁をしているか聞いて貰いたかった。
それと、好きな食べ物は「鹿の肉」なのか?とか(笑


よねじ | [URL] | 2009/08/10 22:18:09

こんばんわ。
ちょうどここ最近、ミクシィの人の日記に、「霊媒に色々聞いてみたですね」とかそんな会話をしていたところだったのです。
とてつもなくタイムリーで大変勉強になりました。

また、霊媒とは違いますが、今ちょっと8日間の特訓中です(笑
意識の修練?です。


ピンク色 | [URL] | 2009/08/10 23:50:07

はじめて投稿させていただきます。
長田姐さんとご縁があり、
本日ご自宅にお伺いしておりました。
それにしても關落陰の最中にあのような強い地震があるとは。。。
私は何も知らないものですが、
手術中に地震に見舞われたようなものでしょうか。
山道先生以外に、日本では本物を教えられる人はまずいないと伺いましたので、
臨場感溢れる貴重な記事、ありがとうございました。

私の専門はランドスケープデザインです。
自然を学び、その中に潜む美のしくみを見いだし、庭として再構成する、
そんなことをしてきました。
これから、長田姐さんのご指導の下、開運の力を持ったガーデンを設計し、
人々の開運の手助けをしていきたいと思っています。

山道先生の、
「風水をこの日本の未来を見据える自然環境のあり方と
 建造環境のあり方の調和のために用い」ていくというお言葉に、
深く共感いたします。
私も、すばらしい日本の将来の実現のために
微力ながらも尽力していきたいと思っております。

今後ともよろしくお願いいたします。


noblegarden | [URL] | 2009/08/11 0:26:14

深すぎる意識レベルと霊界との交流・・・

またそれが現実世界に大きく影響する事実。


台北の文筆塔の事例から無意識の知覚が人の才能に
大きく影響することを学びましたが、今回のお話は
それ以上のインパクト!

やはり山道和尚はすごいぞ!

がんばれ山道和尚!


ヒルトン | [URL] | 2009/08/11 10:13:10

山道様

 9日は「巫術の儀式」伝授のため、重い荷物を運び、また深夜までお疲れ様でした。

 未だに地震の時、何故あんなに冷静で入られたのだろうかと?不思議です。
 いつもの私でしたら、すぐに貴重品をバックの中に入れたり、大騒ぎしますのに~~~!

 私は最初、山道さんが「ラップ現象」をわざと起こさせたのかしら?
 そんなこと出来るのかしら?とか、何かをしたのかしら?と考えながら揺れの大きさにビックリしていました。
 「どんどんどんどんどん・・・・・・・・・・・・・・」と、目をズーッと閉じたまま二時間近くでしたし、特に揺れの大きさにはビックリしましたが、何故か、目を開けずに体はゆったりと落ち着いていました。
そして、現実に起きているのか探っていました。

 張先生から直接伝授されました「霊符」「祈祷」「供養」などに加え、今回山道先生から伝授されました「巫術」を入れましたら、本当に悩める皆様のそれぞれの事情に合わせて、本当に役立つ仕事ができると思え、この上ない至福の喜びを感じております。

 それから本当に、高い伽羅のお香を惜しみなく焚いて下さいまして有り難うございました。
 残念なことに、滝行で鼻風邪を引きまして、お香の匂いをはっきり嗅ぐことが出来ず残念でした。
 また次回を楽しみにしております。

合掌
南華


 なお、このブログにコメントされたnoblegardenさんは、滝行で知り合ったランドスケープデザイナーさんです。
「開運の力を持ったガーデンを設計し、人々の開運の手助けをしていきたい」とのことですから、明澄透派の風水が大いに役に立つことと思います。 


南華 | [URL] | 2009/08/11 11:09:30

noblegardenさん

初めまして、ダニエルです。

岩手の平泉にある毛越寺など「日本有数の浄土庭園」の造園美など日本にも学ぶべき、山水を使った造形美がたくさんあります。

山から水を引いてきたりなど工夫が満載されており、水面に移る山が現実の山と反映しあい美しい情景を感じてしまいます。非常に興味深かったです。

◇毛越寺 http://www.motsuji.or.jp/

最近、私も風水鑑定の折に庭を作り直す指導をしたことがあります。構図や水の流れ方などの指導を通じて、風水の良し悪しは、突き詰めると「美」を追求することに他ならないと思います。また、水=気なのです。気が澄んだ場所を創造する上で、毛越寺のように澄んだ水を山から引いてくる。

なかなか興味深い技法だと思いました。

皆様と共に「美」を追求していけたら幸いであります。

私も造園については研究中ですので、色々と教えてくださるとありがたいです。

今後とも、よろしくお願い申し上げます。

山道帰一 拝


ダニエル | [URL] | 2009/08/11 14:57:06

皆さん

コメントありがとうございます。
何かの刺激になればと本来オフレコ情報ですが、一つの世界の観かたを提示しました。

生きていることの限りない無限の万華鏡はいつだって、ぼくらに無限の夢を見せてくれる。

ここで書いた体験はぼくが子供の頃から体験していた世界観ですが、もっと未知なものを求めてずっと旅を続けてきました。

そして、この度はみんなを巻き込んでまだまだ続いていきますよ~。(笑)(*´∀`)ノ


ダニエル | [URL] | 2009/08/11 15:02:47

お~!
暴走中ですね。
久しぶりにGoogleして訪ねてみたら、
性質の悪い世界が展開中。
実際のところ、最先端の物理学理論では、
あなたらがやったこと自体が予測された出来事を歪曲させて、対象が個人の場合はその人物を破滅させることもあるという凄い世界。
知りたくても知る必要がないから人間はそういう能力を展開させなかったわけで、
以外と根幹の部分ではそういうことをやる連中は小心者で恐怖心に満ちた人らなのかも。
断言すれば、やるものではない。 



Peter | [URL] | 2009/08/15 11:38:17


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