十数年ぶりに気功、瞑想といった仙道を人に指導した公開講座「養生」クラス。昔は、目上から「やれ!」と言われてやっていたが、今は自分の意志に従って開かれた講座という点において異なる。
天丹・人丹・地丹と仙道の要諦を2日間にわたって、懇切丁寧に解説できたと思う。
道教と養生説明から入り、仙道のメソッドである丹法と道教の関係は以下のように定義され、一つ一つ理論解説及び実践を実演する。とりわけ、静坐とは、丹鼎、丹道、丹功とも様々な呼び名がある内丹に力を入れて教える。動功は五体の気功法である導引を実践指導する。
|―天丹法―築基法―|――動功――操動・・・導引法
| |――静功――静座・・・呼吸法
|
養生―― 人丹法―栽接法―|――動功――按蹻
| |――静功――注督
|
|―地丹法―服食法―|――動功――薬餌
|――静功――食餌
気功」も、五体理論の一つとしての功法と、近代中国の寄せ集めた道教と仙道からの唯物的功法が異なることから説明を始め、具体的に「養生」を定義し、何をどのくらい、どうやってやれば、養生となるのかというのを採薬という概念と共に、説明し実践した。
共産中国的産物の功法は要らない。少なくとも、オレの功法の体系には必要ない。
初日はみんなで新宿御苑に行き、動功を指導。野外の瞑想が清々しい。
「何故、人は養生を必要とするのか?」という一つ一つの疑問に答えるべく、講義も懇切丁寧な基礎から行なった。「何故?」を等閑してもらいたくないから。
特に小薬を体内で練る上で、呼吸法は最重要課題の一つである。武息は知らなければならないだけではなく、できなければならない。
二日目は治療について「按蹻」、「注督」を指導する。とりわけ、注督は人間の生命力を他者に移すためのもの。慎重に指導する。
盛り沢山の内容を二日間でやってみました。
仙道をもう30年以上も実践されている方からも、講座の水準に関してお褒めの言葉を頂き、なんとも嬉しい次第である。皆様から盛大な拍手を頂き、ぼくもビックリ。
「ああ、やって良かったな、この講座」と実感した。ぼくもイキイキ楽しく過ごせた二日間。
皆さん!ありがとうございました。
今後も自分の世界を拡張し続けてほしい。
ぼくは今後も皆さんをサポートするのだから。
・『養生大観』/山道帰一著 販売ページ
・『養生大観』目次 ダウンロード
*講座参加者は新しい目録をご使用ください。但し、目次とページ数が若干異なります。
<関係ページ>
追伸
鹿児島から来た鍼灸師コロゾフとのツボ押し勝負。ツボを押され判定するは、北海道の名士コンブさん。面と点の勝負の行方は!?(笑)
その後コロゾフは、打ち上げの二次会で鍼灸師らしく針を使ったゲーム、ダーツでダニエルにリベンジを挑むが・・・。
オトコ、ダニエル不運なことにじゃんけんによって、チーム戦で3度もコロゾフとチームを組み共に戦うものの他の2組にコロゾフの大活躍で惨敗。
コロゾフ自身は6連敗を帰す。
罰ゲームの特殊アルコール、めんつゆブランデーなどをイッキさせられる。どこまでも、メンなコロゾフ。(笑)・・・計らずとも、コロゾフのリベンジは成功。注督の後なのに・・・何度もイッキし、体調がぁ。
ちなみに、コロゾフと組んだ人は全員敗北し、特殊カクテルをイッキさせられ、コロゾフはダーツの神に最も嫌われたオトコの異名をとる。
がんばれ鍼灸師コロゾフ!もう、オレが鍛えまくるしかない!。ダーツでチミを点穴。(笑)
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